銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】
第19章 女子会とランク戦
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──────ラウンジ
ラウンジに赴くとクリームソースとチーズの匂いがする。
スンスンと匂いを嗅いでいるとみんな面白そうに笑った。
「海影!今のは犬みたいだな!」
『うぅぅ……恥ずかしい。珍しい匂いだと思ってつい。』
「みんな着いたか。」
『レイジさん。その料理ってなんて言うんですか?本にも載ってなかった変わった食べ物……』
「これか?これはグラタンだ。」
『ぐらたん。』
レイジは女子メンバー全員にグラタンを配ると、海影のグラタンをスプーンで掬って、フーフーと冷やす。
見た目からわかる。これはめちゃくちゃ熱い。
「ほら、あーん」
『あーん。っ!?熱いっ。』
「熱かったか?もう次はもう少し冷やすか。こうしてると陽太郎の幼い頃を思い出すな。」
『ようたろう?って誰ですか?』
「そうか。今のお前は記憶が無いんだったな。まぁ今のお前には玉狛の小さな隊員だということだけ教えておこう。」
『分かりました。』
「会話をしていたらすっかり冷えてしまったな、温め直してこよう。」
そう言ったレイジの手を押さえて首を横に振った。
いいのか?と聞かれたが正直熱いものは今は苦手で冷えたものが食べたかった。
『猫舌ですから。』
「そうか。」
レイジはまたスプーンを持つとマカロニを小さく切り、海影にゆっくり食べさせて行く。スープやお粥もどきを食べていたとは聞いていたので、固形物は小さくして少しずつ食べさせるようにすることにした。
【せーの!ご馳走様でした!】
みんな食べ終え、ラウンジから許可を得て、近くのいつもお世話になっているらしい銭湯で体を清め、また海影が収容されている場所へと向かう。
着いた頃にはもう22時を過ぎていて、またそこから女子会が始まった。