第2章 儚く切ない記憶の中で《前編》
そうこうしているうちに鶴ちゃんが私の膝裏を持ち上げ、秘裂に熱いものを押し当てた。
「いいかい…?」
彼のとろりと蕩けたような大きな琥珀色に見つめられ、聞かれた問いに私が頷くと、丸みを帯びた先端が私のナカにぐぷりと沈んだ。下腹部を押し広げられる感覚に体が強張ると、瞼を閉じた彼の顔が迫って来て唇が寄せられた。
そっと重なる唇から鶴ちゃんの優しさが溶け込んでいくようで、好きという気持ちが大きくなっていく。
「ん、あんず…」
「ちゅ………ん、ん……」
しっかりと体を抱きかかえられ、キスをしながら彼の腰がゆっくりと進められる。
みちみちと入ってくるそれに反射的に鶴ちゃんの肩をギュッと掴んだら、大丈夫だというように彼の舌が唇を優しくなぞり、口内へと侵入した。
彼の舌が私の舌に絡みながら胸の膨らみにも手が触れ尖りを擦られる。
「……ぁ、ふ………つ、るっ」
じりじりと侵入してくる欲望の塊に下腹部の圧迫感が徐々に強くなっていく。
「んぅ…っあぁ」
突然の引き裂かれるような痛みに思わず唇を離して声を上げてしまうと、鶴ちゃんは動きを止めた。
「すまん……急ぎすぎたか」