第2章 儚く切ない記憶の中で《前編》
「や、…だ、め…っ!……つ、るちゃん…ッ!あぁ…ッ」
「イきそうか?なら…力を抜いて…全部俺に委ねてくれればいい」
甘く痺れるような感覚に思わず声を上げると、鶴ちゃんは笑みを含んだ声で優しく言い、ぷっくりふくらんだ秘芯に吸い付く。
「いあぁっ!」
あまりの刺激に腰がビクつき、反射的に腰を引こうとするけど鶴ちゃんの腕が腰に巻き付きすぐに引き寄せられる。
そして溢れ出る蜜を音を立てて吸い取られ、意思とは関係なく腰と同時に太腿が大きくビクッと震え、悲鳴のような嬌声が口から出た。
「ふああっ!あ、だめ、いや、あっ……~〜〜っ!」
快感が、鶴ちゃんが触れているところから弾けるように全身を駆け巡る。
「はぁ……上手にイけたじゃないか……さあて……仕込みは上々ってな」
気持ちいいが止まらない。
快感に支配され脱力している私の上で、満足そうに私を見下ろす鶴ちゃんの顔がぼんやりと霞んで見える。
普段は綺麗な顔立ちの彼が雄くさく眉をひそめながら、彼の体にはだけて引っかかっていたバスローブをバサリと脱ぎ捨てた。
「……色っぽいな」
そう言う鶴ちゃんの方がよっぽど色っぽくて、私の心臓はドクンと音を立てる。