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繋がる想い、紡ぐ言葉/刀剣乱舞

第1章 君の中に墜ちる


 
 …

 …


 目が覚めると、あの日の朝とは違って隣に大倶利伽羅がいてくれた。

 あの後、お互い服も着ないまま互いの体温を確かめ合い、求め合いながら眠りについたのを覚えている。

 そして先に起きていた彼は私を見て微かに微笑んだ。

 その表情が、まるで心まで包み込んでくれるような、温かくて優しいものだったから…胸が締め付けられて涙が滲んだ。


「大倶利伽羅…」


 その名前を口にするだけで、ただそれだけで愛しくて堪らなくて。

 少し前までは大切な仲間だと思っていた神様は、いつの間にか最愛の人に変わっていた。


「あんず……好きだ…」


 初めて紡がれた大倶利伽羅の気持ち。


 私の気持ちを受け入れてくれただけでも嬉しかった。大倶利伽羅からの言葉は無くてもいい…彼は寡黙だし、積極的に愛を囁く性分でもない。


 そう思っていたのに…大倶利伽羅はちゃんと伝えてくれた。


 くすぐったくて…
 だけど嬉しくて…


 感極まって更に涙がぽろぽろと零れ落ちる。


 「私も好きです…」と何回でも伝えたいのに感情が溢れて言葉にならない。鼻を啜りながら泣くだけの私を、大倶利伽羅は優しく腕の中に閉じ込めた。


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