第1章 君の中に墜ちる
「っあ、…は、あ…」
「痛むか…」
全てを受け入れたとき、大倶利伽羅が心配そうに私の顔を覗き込んだ。
まだ2度目だということをわかっているから聞いてくれているのだろうけど、大倶利伽羅の方が余程苦しそうで…我慢しているのがわかって、そんな彼の相変わらずの優しさにきゅんっと胸が締め付けられた。
「大丈夫……です…」
そう伝えると、安心したように目を細めた大倶利伽羅がゆっくりと抽挿を開始する。
「おぉくりから…」
何度も何度も唇を重ね合わせて、あの夜と同じように彼の名を口にする。
ただ一つ違うのは、心を通わせたという事。
それだけで触れあう肌が信じられないほどに気持ちよくて、全てが愛おしくて堪らなかった。
「…好き……大倶利伽羅、…好き…っ」
太腿を抱えられて何度も最奥を責め立てられ、がくがくと体を揺らしながら絶頂を迎え、朦朧とする意識の中で口ずさむ。
縋るように伸ばした手は、大倶利伽羅に絡め取られ更に引き寄せられた。
律動は更に激しさを増し、身体が軋むほど強く最奥を突き上げられ、また高みに連れて行かれる。
「っ……く、」
程なくして大倶利伽羅が熱い吐息を零し、激しい脈動とともに白濁が私のナカに吐き出された。