刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第37章 修行
「戻った」
「どわあっやっべえぇぇぇぇ!じゃなくて、おっおお!おかえり!すっげーな!伽羅っ見違えたぜ!」
「伽羅坊遂に戻ったか!はははっ随分ごついな、だがハイカラだしイカしてるぜ!こりゃ驚いた!じいさんもびっくりだ!驚きすぎてびっくりじいさんになったぞ!どうしてくれるんだ?あっはははーー、なあ主?」
「か、伽羅ちゃん恰好良いよ!それでねっ、伽羅ちゃん、帰ってきた早々話があるんだけど、あ、ちょっと!」
いつの間にか帰還していた大倶利伽羅さんの登場に慌てふためき言っていることがおかしい鶴丸。如何にも怪しいその様子に大倶利伽羅さんは当然の如く眉を寄せている。
そして私を見た途端険しい顔つきに変わり、光忠が話を切り出そうとしているのを無視してずんずんと大股で近付いて来た。「伽羅坊、ちょっとまて!」鶴丸が咄嗟に私の前に立ちはだかり、守るように私を後ろに隠す。
明らかに怒りを滲ませている様子に心臓がドクンと音を立てた刹那、腕を強く掴まれ大倶利伽羅さんの方に引っ張られた。
「伽羅ちゃっ、あのねっ」
「伽羅ちゃん、主ちゃんの神気だけど」
「これには訳があるんだ!」
「伽羅、落ち着け!!」