刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第37章 修行
「なんか、どうしても伽羅ちゃんに対して申し訳ない気持ちになっちゃうよね…!」
「光坊!そんなことを言ってる場合じゃないだろっほら!もっとくっつかないとな!」
「なんか伽羅の声聞こえたような気がしたのは…俺の気のせいか?」
「え?うそっ!ねえ、ちょっと何も見えないって」
「おい…何をしている…」
「「「「ッッッッ!!!!」」」」
大倶利伽羅さんの声だ。
確かに大倶利伽羅さんの声がした…
私にくっついていた3振りは両腕を挙げて慌てて私から離れるが、私を隠すように前に立ち塞がり誤魔化すようなわざとらしい笑みを浮かべている…
前に立つ3振りが邪魔であまり見えないが、声のする方に視線を向けるとそこには確かに大倶利伽羅さんがいた。待ち焦がれていた彼が目の前にいる。
今すぐその胸に飛び込みたい衝動に駆られるも、こんな状態では行けるはずがなくて足が竦んだ。
極めた彼は自信に満ち溢れているようだった。
戦装束は両足と右腕等に武装が追加されていて、見るからに強化され頑丈な造りの右腕の甲冑に特に目を引かれる。腰布が変わってしまったのが少し悲しい気もするが、とても恰好良くて眩しくてドキドキした。
無事に帰ってきてくれた…
大倶利伽羅さん…
大倶利伽羅さん…!