刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~
第34章 神気
そこには弾けるような笑顔の女の審神者さんがいた。いつかの彼女だ。懇親会ぶりだった。元気そうな姿に思わずこちらも笑顔になる。
「ずっと連絡しようと思いながら忙しくてさ、もうあれから4ヶ月以上経っちゃってるし!でも今日会えるとは思ってなかったから嬉しい~!!あーー!もうっ嬉しい!!」
そう捲し立てながら抱き付かれて思わずよろけてしまった。
「本当に久しぶりです…」
「本当だよぉーー!」
再会のハグを交わしていると、彼女の刀剣達とうちの刀剣達もいつの間にか挨拶を交わしている。
「前田藤四郎と申します。今日は宜しくお願い致します」
「はい、僕も前田藤四郎と申します。宜しくお願い致します」
何その会話。微笑ましすぎる。さすが前田くん、互いに綺麗なお辞儀をして両者ともとても礼儀正しい。二人とも同じ刀剣だから当たり前と言えば当たり前なんだけど…
そして自分達の番が回ってきたので一通り挨拶を済ませ、2階の観覧席へと移動することに。
「じゃ、皆頑張ってね!!2階で応援してます」
「はい、お任せください」
「さあて!とっておきの驚きを与えてくるとするか!」
「格好良く決めたいよね!」
「さあ、みんな一緒にボクと乱れよ?♡」
「ガハハハ、俺を楽しませろぉ」
「…行ってくる」