第106章 ノヴァ
だから……破裂するほどの、火力を要し…死に掛けていた
もっと時間を掛ければ、確実に原初の始祖神は助からないところまで、罪の大きさは大きくなっていた
だからこそ…白の国は証拠収集を切り上げ、裁判へ至ったのだった
八門市立総合病院
特別個室(病室)
鋼「必ず…助けますから!」恵土の胸の上に乗った
恵土の左手を、鋼は両手で握り締める
ベッドへ横たわった恵土から見て右側から
恵土「こ…う?」薄ら意識←涙を流す
辻󠄀「俺もいます!」左手首を掴む
反対側にいる辻󠄀も叫び掛けた
恵土「つじ…ちゃん?」
辻󠄀「」こっくり頷く
再度恵土が涙を流す中
ありが…とう
そんな恵土の想いが、声も無く伝わってきた
再度目を瞑り意識を手放す恵土…
それを前に、2人は声も発さず動いた
互いに、お互いへ目も向けずに
恵土の魂へ視線を集中させていた
鋼が魂の形を整え
魂の形を丸へ修復させてゆく
元のある形へ…
辻󠄀「くそっ…(副流煙の光が多い
払っても払ってもキリがない!」ぎりっ!歯噛み歯軋り
犬飼「辻󠄀ちゃん
金魚すくいのポイみたいにするといいよ?黒でも青多めだし透過できるはず
フィルターみたいなもので、副流煙の光以外は全部すり抜けるように
邪神…世界の癌化を及ぼす闇を消す為に集める黒の神様達、辻󠄀ちゃんのお仲間さんはみんなやってることだから
辻󠄀「なるほど)了解」さっ
うまく形を取り戻してゆく中…
風間「よくも好きにしてくれたな」ごおっ!!←記憶を取り戻した
太刀川「この釣りは高くつくぜ?」にや!
迅「二人とも熱くなり過ぎないでね?
突っ込み過ぎると
太刀川「それごと叩き斬る!」風間「それごと叩き斬ってやる!」
爆炎が二人の身を包む中…
白帝を構えて迅が微笑む
影浦「俺も斬る
いいな?
風間「ああ!!」太刀川「当たり前だあ!!」刀を持ち上げる
迅「やれやれ…^^
(引っ切り無しに)
忙しいなあ」ふふっ微笑
その頃…
犬飼「あれ?二宮さんは?(俺と恵土先輩の護衛のはずじゃ?」きょろっ
二宮「……」
ネイバー相手に燃え上がっていた
太刀川と風間の背後に立つや否や
二宮「消えろ…永遠に!!」ごおっ!!!!!!!!
加古「ふふふっ…
遊ばせてもらおうかしら」めらっ
二宮は不動明王なんて比じゃないほど燃え上がり、太刀川諸共焼き払わんばかりに消し飛ばし回っていた
