第106章 ノヴァ
罪そのものは、宿している本人が自分は悪いと思いたくない、人に悪いと思われたくないという欲から、自意識を抱き自立して行動を起こす
罪の意識の無さにより、よりそれは一層膨れ上がる
あの状況ではどうしようもない、仕方無い、と思えば思うほど…
それも…全ての実在化を司る母体、原初の始祖神を二度殺したとなれば、その罪は大きいなんて比では無くなる
恵土「ぶち殺してやるから覚悟しやがれぇええええええ!!!」ぼごおっ!!!
死ぬほど光の癌の副流煙タコ殴りにし続けた
太刀川「落ち着け」
カウンターを受けそうになる恵土を辛うじて左拳ごと片手(右手)で受け止めて止める中
恵土「死んでもいい…
絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対ぶち殺してやるうううううううう!!!!
何を持ってしてでもころおおおおおおおおす!!!!!!!!」
ごずうっ!!!!!!!!
一閃を無限にも近しい数をほんの一瞬で叩き込み続けた
たったほんの十数秒…
されど…もう既にボロ雑巾になり、なおも風間の記憶も返さぬよう無理やり飲み込んでいた
恵土「雷霆一閃(らいていいっせん)
一閃」
雹と火、雷と熱、融解を齎す現象そのものとなり
全てを一点に集約させた一閃を、空中に配置する
こおおおっ!!←右掌に始祖神の紋様(蛇の目)、水(魂の本質)
こおおおっ!!←左掌に始祖神の心の紋様(太極図)、火(魂の心)
それらを胸の前で組み合わせ両腕を前へ伸ばす
恵土「ジェット!ブラスト!!(かっ!!)←両目の瞳の奥が光を放つ
融合!←空中に設置させた一閃と融合させる
消えろ…永遠に!!!!
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
ぼごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!
瞬く間に副流煙の身を構成する光が散り散りになり、融解され消滅させられてゆき、消し飛んでゆく
為す術も無く砕け散ってゆき、風間の記憶が飛ばされ持ち主に戻ってゆく
その中…異変が起きた
ぱあんっ!!!!
突如として響き渡った音
まだ放っている最中起きた現象
それに伴い、目を開けたまま、恵土は後ろへ大の字に倒れた
両腕がだらりと離れて左腕は上に、右腕は横に落ち、意識を無くしたように微動だにしない
副流煙「くそ…
まだ…おわって
ざんっ!!!
太刀川「逃さねえよ」睨視
