第105章 光の癌(三雲)
要らないくせに…
そんな低く重い命と恵土の声が
どこからか聞こえてきた
暗転した空と暗闇が全体を覆った後…
また…その日を境に、恵土は目覚めなくなった
何年にも渡って……
恵土「み~んなみ~んなころしたい〜♪
み~んなみことをころしたい〜♪
はっはっはっ!^^
なんで気付かなかったんだろう」
それが…
22:30のことでした
二宮「俺は違う」
そう二宮隊ははっきり言ってくれました
秀次は今日は家で寝ており護衛についてくれていました
悠一は、今日の警備でした
たのしいよな?
うれしいよな?
しあわせだよな?
私が…俺が…身投げしてる方が
壊れたように…
中空を見据えて呟く中
それを受けて、皆が皆動き出した
それ(修、話題込み)と断絶して
住み分けすること
それが今更ながら徹底されることとなった
その後…
ああなった……
皆は私を大切にしたかったのに、私を大切にする為の行動をしてくれなかった
恵土「なんの意味も無かったな
生まれてきても…
結局…なんも変えれてないじゃん
はははっ^^
……(すっ)
←真顔で俯く
なにやってんだろ…おれ」
魂の一人称:俺(顯子)
霊体の一人称:私(恵土)
両方の場合:俺(同意見)
未来を捨てよう
武彦に身投げを制止させられた
※膜の内部に入れ、なおかつ影響を与えられるのは武彦のみ
結果…無事ではあるという状態
起きて寝て食べる用を足す
それ以外は何もしない
会話も…意思の疎通も…何もしない
そういう状態になった
『惨めだな…
原初の始祖神』
ばっ!!
刃を侵入者の首元に掛けた
条件反射に近しい行為
迅、太刀川、風間、小南の4人が同時に弾かれるように動いていた
おどろおどろしい声に…
感知にもかからないそれに…
皆が皆、攻撃に備え防衛に努めた
『ふっ……
殺した側が何をする?
っと…バハムート、ゼオ、朧、武彦だけは違ったか』
小南「迅…斬っていいわよね?」
迅「……」こくん
ずばあんっ!!
闇となって全体へ、広範囲へ散らばった
それらを近づけまいと流牙で固定シールドを張る鋼
しかし…それらを透過して、ほんの小さな破片となりて影から忍び寄る
闇が全体的に消え、見失う中
『…………』
恵土が一人で、見えない敵の正面に立った