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Unlimited【ダンまち】

第105章 光の癌(三雲)





去年
東が壊した壁は今もなお直されていない
生身で壊せるほど追い詰めたことへの憤怒として、強く残すべきだと主張した二宮によって上は飲んだ

桐絵、悠一とその日だけは名前を呼んで抱き締めて泣き
秀次に泣き付いて収まった

風間も駆け付け、慰めてくれた
太刀川は模擬戦に誘って元気付けようとしたが、皆から窘(たしな)められていた

それに恵土は笑っていた…


東は恵土の削りについて早くの内から気付いており
原初の始祖神について始祖神伝説と言われる歴史のものが残っているのを知っていた

その為…それ(始祖神伝説、歴史のもの)を調べることに焦点を当てようとしていた
キャンプが好きだったこともあり、山間の調べ物や天気に合わせての動きも分かっていることもあり、時々気の向くままに訪れていたそう

その収穫は…大昔(原初の神々界で過ごしていた頃)の(自身の前世の魂の)記憶を取り戻すという成果を見せた


去年のは、しつこい張り込みも無く、すぐに引いてくれていたこともあり助かった

例のマスゴミの件に伴い
ボーダー付きの弁護士も雇ったことで無事守られた


しかし…
三雲修は『C級でありながら隊務規定を破り、C級トリガーを使用したこと』は上へ報告したが
『自身がトリオン兵に倒され、ネイバーへC級がベイルアウトが無いという致命的機密情報を与えたこと』の上への報告を怠った
そればかりか、友人(遊真)がC級トリガーを起動して倒したのだが、その手柄を奪い「自身が倒した」と虚偽の報告を行った
友人が発見した新型トリオン兵(ラッド)発見の手柄まで譲ってもらい「自身が発見した」と報告して隊務規定違反による処罰を無しにし、友人のみ何も無しで自身だけ正隊員(B級)に昇格した

という真実の正しい情報の隠蔽を図ったが市民全体への周知までは止められなかった

ので別の噂で上書きすることにした


友人は三雲修を守る為に、ボーダーでも無いのにC級トリガーを使用し死に物狂いで倒した
その為三雲修は友人がボーダーから処罰を受けることを考え、友人を匿う為に自身が倒したことにした
だから友人は、自身のしたことを匿ってくれた三雲修の為に新型トリオン兵(ラッド)を見つける為に奔走して見つけ、三雲修の手柄として差し出し今回の事態へ至った
ということにした

概ね事実通りなので本人達からも流す前に許可は得られた


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