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Unlimited【ダンまち】

第105章 光の癌(三雲)





迅「恵土先輩を…
世界よりも何よりも優先できる人たちでないと…
安心して置かせないよ

実際…
最初の頃…
それで接近を許した結果ああなった訳だし…
絶対許されないことをした
あんなに怯えて、泣いて、震えて、真っ青になって、叫び狂って…あの取り乱しようを見たらわかるはずなのに…

癌と半グロでも…何年でも一緒にいれた
レイプしてきた実父とも、何年も一緒にいた
耐えられた

でも…いちねんだよ?
メガネくんが生まれてきて…出会って、たったいちねんで…
死んだんだよ?必ず

実際に殺してきた、前世…創世神の親の頃に
それでも…癌と半グロには怯えはしないんだ
ただ嫌悪感を示すだけ、全てを消した存在だから

それでも…メガネくんには…違う……
自分を確実に殺せる手札、武器を持っていて…
それを奪っても…最初の頃である前世、そして今世…どちらでも命を奪われた

なのに安心して過ごせ?
同じ空間にいろ?安全だ?
それって…そちら側にとってであって、恵土先輩側の心も気持ちも全部無視してるよね?

恵土先輩は…殺されることを直感的に、される前から見抜いていた
武器を持つだけなら大丈夫だと思う
でも…確実に起こると分かっていた」

加古「これから躾ければなんとかならない?」
迅「ライオンなら躾けれる
でも絶対起こらないなんてことは無い

起こるという確証も無いんだ
因果は消した、武器も消した…でも……

恵土先輩の怯えようを見てわからない?
あれを流した結果…恵土先輩は死んだ、殺された

殺した相手を前にして
そして二度やった人を前にして
許そう、消さないようにしよう
そんな考え…恵土先輩の精神衛生上という観点から見たらアウトだよ」

二宮「……ひとついいか?迅」

迅「?
なに?二宮さん」
二宮「恵土が恐いと怯える気持ちもわかる
お前の言う住み分けというのもわかる

だがそれは…生涯ずっとやらなければ無理なのか?

二度と俺たちに関わるな
三雲が消滅した後も、生まれ変わった後も、何度経ったとしても…
そう言っているように聞こえたが…そういう意味であっているか?」

迅「う〜ん…
言葉にすると語弊があるんだけれど…

一方的な話になるんだけれど…

恵土先輩さ…
絶対…気を遣うと思うんだ
みんなで一緒に仲良く、幸せに…
でもそこに…恵土先輩の心は無いんだよ」遠い目
『!』


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