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Unlimited【ダンまち】

第105章 光の癌(三雲)





迅「最低でも3週間は入院することになる
それまでの間に結論を出しておこう

安心して、その日を迎えられるように」

風間「…と、いうことは
迅「うん…10月も休みだね^^
労災下りるとは思うけれど」


風間「……退院すれば復帰は」
迅「無理」

風間「…廃用症候群か?」
迅「ううん

……
そこじゃなくて…
もうちょっと別の問題かな?
秀次の誕生日までには退院できると思うけれど」
風間「何故10月も全日休みに
迅「最後の日を除いてだって!

大丈夫…
命に別条はないよ?
俺は…その為に天使の形態を捨てたんだから
この世で生きている間だけね?^^」


風間「………
俺も…何かを捨てれば……
恵土は楽になれるか?」

迅「風間さん…
それは大事に取っておいてよ
必要な時は…また必ず来るから

死なせたくないのなら…尚更、ね?」

風間「………わかった」

渋々押し黙った

両腕、右首筋に点滴を取り付けられ
コンコンと眠り続ける恵土を前にして
風間は顔を歪めるばかりだった


ボーダー本部基地
風間隊隊室にて

があんっ
風間「はあああああっ」
徐ろに机を叩き出し
そのまま項垂れて顔を両手で覆っていた

見るからに泣いている
嗚咽やしゃっくりまで聞こえる中
咄嗟に隊員達は示し合わせたように動いた

一人(菊地原)は背を擦り
もう一人(三上)は牛乳を入れて持ってきて
更にもう一人(歌川)は濡れた冷やしタオルを持ってきていた

風間「っ…」
歯噛みし、必死に声を押し殺す中
済まない、とだけ言葉を残していた

そのまま疲れも溜まっていたのもあってか、風間はソファーに座ったまま眠りについた


お前のせいで!!
と三雲に怒鳴り散らしてもどうしようもありませんし
何も好転しないので尚更ですよね

でも気持ちばかりはどうしても前を向けなくて、というところなのでしょうか


また見舞いの折に風間は
寝たきりの恵土に、口にキスした

恐い…そう感じるがままに


太刀川、迅も同様にやり出し
秀次が腹を立てて消毒してからキスした

何度もしたので、その度に必ずし続けていた

テロップ『いたちごっこ!;』


体温
35.8度

血圧
123/77

脈拍
75

酸素飽和濃度
98

ヘモグロビン
13.4

恵土は薬の影響でぎりぎり持ち直しているのが近況
本当に際どい状態


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