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Unlimited【ダンまち】

第105章 光の癌(三雲)





9月6日
三門市立総合病院
ICU個室(恵土の病室)までの廊下

東「秀次、大丈夫か?」
秀次の背後から手を挙げて声を掛け、笑い掛けた

秀次「…はい
思った以上に平気です」微笑

東「これから病室か?
俺もだが」
秀次「頷く)はい
そろそろ行った方がいいと迅から」

東「なるほど…
俺も行ってもいいか?」
秀次「!
はい!もちろん!(微笑)
きっと喜びます」
そのまま話を切り上げ、病室まで歩いた

東「命の保証があるかないかでここまで変わるか…

いや…
そのことも見越して…
対価にしたのか…迅)

……?
なんの騒ぎだ?」
バタバタと慌ただしく走る看護師
その折…急に病院中に響き渡る大声が響き渡った

数分前
緑川と草壁が見舞っている折、事件は起こった

恵土「きど…さ……」
『!!』
緑川「城戸さん!電話!」
草壁「落ち着いて」

城戸『どうした?』
緑川「師匠が城戸さんって!」
草壁が緑川の電話を持った手を掴み、恵土の口元へ運ぶ

恵土「…き…ど…さ…
いっしょ…あるこうね…
もどってくるから……」

城戸『瞠目)……ああ』ふっ微笑

よかった…
と、安心した顔で微笑む中
自然と涙が溢れて目尻から零れ落ちた

事態は急変した


現在

恵土「ぜったいにきすしてやるからな!
しゅうじいいいいいいいいい!!」

個室まであと1m地点

秀次「………………」
顔に両手を当てて真っ赤になり動かなくなる秀次に…

東「ぷっ^^
ふふふっ」
東は吹き出した後、口元を手で抑えて笑った

秀次「あの馬鹿…////」俯く
テロップ『だが嬉しそう!』


バージンロードの約束をしていたので
それで出てきた発言でした

バージンロード(結婚式)を歩く約束→城戸さん(父親として)
秀次→新郎(結婚式でのキス相手)
が理由でした

東「よかったな…秀次^^」ふふっ
秀次「……////」
とても微笑ましいものを見たという反応を零す東の隣で
全身まで真っ赤にしたまま項垂れる秀次であった


更についでに前日(9月5日)
上層部も見舞いに来ていたのですが…
城戸さんは右手で恵土の左手を握ったまま震え、左手で目を覆い嗚咽を上げて咽び泣いていたそうです
更にはボーダー全体で三雲をどうするかで揉めていたそう

引き継ぎも消えてしまうかもしれない
それにより消すか消さないかで喧々諤々


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