第105章 光の癌(三雲)
恵土「お前の望みはなんだ!?
言ってみろ!!」
太刀川「…え?」
恵土「はい1い!!」
太刀川「問答無用!?;
えっと…
恵土が無事でいること
恵土「うん!
はい2い!」
太刀川「……俺達が無事でいること?」
恵土「はい3ん!」
太刀川「…………
三雲を消す」
ごおんっ!!
恵土から拳骨
その勢いのまま吹っ飛ばされて床に尻もちをつく太刀川
恵土「不正解だボケえ!!
太刀川「いでえ!!;(頭抑え)
恵土「考え過ぎなんだよ!!
アホでバカなんだからゴチャゴチャ考えてんじゃねえよ!!」
太刀川「はあ!!?;
風間、二宮『うん』大きく頷く
恵土「私もお前も!考えれば考えるほどスッチャラカになるタイプなんだよ!!
んなもん考えるのが得意な奴に全部投げとけ!意見求められてから考えろ!!
癌と半グロの時どうしたよ!?
消すよりも前に世界消させない為に必死に戦っただろうが!!一緒に!!
消すだなんだってのは…全部終わった後にやれ!!!
生きてるもんがやることじゃねえんだ!!!!
今やる優先順位が高いもんだけに集中してやれ!!!!!」
太刀川「今やる…優先順位…」
恵土「それで…っ(涙目)←声が涙ぐむ
けすだの…なんだの…
おまえはそっちがわだの……
諍い合ってる姿なんて…見たくねえよ」ふっ
太刀川「……………
ごめん」
ぽつり
ぽとっ
尻餅をついたまま震え、嗚咽を零す
消す消さないで揉めている折でのこと
恵土が幽体で必死に叫び、消えた
三門市立総合病院
ICU(集中治療室)
恵土は鼻(左穴)と口に管を入れられ、全身が管に繋がれていた
口に人工呼吸器
鼻に栄養補給チューブ(経鼻胃管栄養)
右首筋に中心静脈カテーテル(CVカテーテル)
右腕に点滴
左人差し指の先にパルスオキシメーター
排泄の為の尿道カテーテル(オムツあり)
胸に数枚のシール(電極)と管(心電図を示す機械に繋がっている)
等が体中に取り付けられた状態
心拍出量モニター
生体情報モニター
人工呼吸器
対外式膜型人工肺(ECMO)
ターゲット体温管理装置(度重なる点滴中、寒いと主張され追加された)
等の機器に囲まれている
病状
出血性ショック(輸血、造血剤を伴う)
胃挫傷(胃の内容物は出ない程度、非常に軽微)
肺挫傷(呼吸停止を伴う、非常に重度)
意識障害(意識レベル200)
