第105章 光の癌(三雲)
時計なような円状のもの
それが光となって浮かび、残り時刻を数字と共に示す
それが…現実にしようとしているように見えた
出会ってからの…必ず訪れる定め(運命)を——
9月2日
0:00
迅「レジスタンスは解体される
でも…独自、各個で行おうとする者達もいるのは事実変わらない
そして…恵土先輩自身…死ぬと確信しているんだと思う
だから
風間「ふざけるな!!!!」
迅「おれも…そう思う
絶対にさせない…
どんな手を使ってでも」真剣
底冷えする声で呟き、風間に護衛を任せていた
有無を言わせぬそれに、風間はする他の選択肢を無くしていた
3:00
悠一が、ラファエルとしての姿、天使の形態となる
そして…羽根を一枚一枚抜き、恵土の髪へ植え付けてゆき、纏わせてゆく
迅『恵土先輩…お願いだから…死なないで』ぎゅうううっ
原初の始祖神の削りほどではないが、それ相応の痛みを伴い、天使としての姿を『人間として生きている間(この世)』のみ捨てる、対価とする行為をし
恵土が死なないように、因果を切り裂く為に行っていた
あったかいホクホク状態になっていた
恵土曰く、なにかあたたかいものに包まれている感覚だったそう
それが9月2日夜更けに終わった
迅「取り敢えず…
これで死ぬことは無くなったよ」
風間「安心するのはまだ早い
意識不明のまま戻ってこない場合もある
油断するな」
『了解!』
気を引き締める周囲の中…
恵土「あれ!?
そーいや…人間形態の時の方が弱いじゃん!!
自衛できないよ!!;
迅「だから対価になるんだって^^;
それに…恵土先輩の強化を受けたら、ラファエル…
天使形態にならなくても、恵土先輩の強化の方が強くなれるから^^(ブイサイン)
天使形態で普段の3000万倍
恵土先輩の強化は天使形態の5億倍だし
恵土「そっ…そっか…←俯く
………ごめん」俯く、しょぼん
迅「ちょっと、なにしょげてんの?;」苦笑
頭を優しく撫で出した
恵土「……………
しぬの…こわいって…おもった
まだ…おわりたくない…って…
ははっ…
これまで…は…かんじなかったのにな…
お母さんお姉ちゃんにやっと会えるって…そればっかり……
けれど………
………そんな対価…払わせる気なかったのに…申し訳無い」涙目
迅「何言ってんの
それ言うなら…俺もだよ」
