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Unlimited【ダンまち】

第105章 光の癌(三雲)





土は調停神
神々同士の諍いを収める為に頑丈にできている
ゼオは本質は水で赤(自己強化)なので、伝わる衝撃を無力化に用いることでより一層頑強にしている

時は時空神
未来も過去も今も全てを見渡せるので予測はお手の物
朧は本質は水で青(透過)なので、流動性を利用して透過し、それらを組み合わせることで強烈なカウンターを食らわせ倒している


朧「一人残らず血祭りにあげてやる…!
あの時の母の絶望を味合わせてやる」
恵土「やめろって言ってんだろ!!!!」

ゼオ「少し黙っててくれ」
すっ
恵土「!
(声が…届いていない?」
だんだん!!

どれだけ叩いてもヒビ一つ入らない


武彦「……………」
ゼオ「邪魔立てするなよ武彦
次男としての命令だ」
武彦「………バハムートは…
母の願いを叶えた
癌と半グロに…チャンスを与えたいという

彼ら彼女らにはチャンスを与えないのか?」

ゼオ「ふっ…
絶望の質が違う

十三日間にも渡って絶望を刻んだ側と
一思いに全てを消して殺した側と
どちらに罪が多く宿ると思う?」

武彦「…………」

ゼオ「論ずるまでもないだろう(瞑目)
長兄(ちょうけい)であるバハムートが命じても、聞く耳は持たんな←肩をすくめて笑う

あんな愚鈍な輩…生きている価値などない」剣呑とした表情でミデンの兵士(ボーダー)を見る
恵土((くらっ)なん…だ…
ね…む)
かくっ
黒い球体の中で
皆が見え聞こえる中で
恵土は力を無くしたように浮かび
意識を手放した


武彦「麻酔ですか」
ゼオ「無理をしてでも抜け出し兼ねないからな
これから始まるのは残虐な非道だ

朧の邪魔はさせない
母を取り返させもしない」
武彦「………」

朧「楽に死ねると思うなよ…?
母を物言わぬ思わぬ道具扱いした貴様ら等…死も生温いわ!!」
ゼオ「命の源…
存在の源…
その為に、母の全てを無視した

人権の無い道具のように酷使して…
それがどうなろうと構わんだろう?」
武彦「あなたは勘違いしている

その十三日間…
あの子らもまた苦しみ、嘆いていた
それでも罰とはならない
それほどの比重を秘めている
だが…だからと言って、母の意思を無視して与えていい理由にはならない」

ゼオ「戦うのか?
原初の武神と呼ばれたお前が
俺たちと」
武彦「…………
(すっ)←腰を落とす
いいえ…戦いではありません


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