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Unlimited【ダンまち】

第105章 光の癌(三雲)





ミラ「じゃあなんで秀次以外いないのよ

寿命で皆死んでひとりのみになっても
残った一瞬を力を対価に回して無理やりにでも伸ばして
千億年間ずっと生き永らえ続けて、恵土のいたところに居続けるぐらいなのよ
ストーカーになって当然じゃない
『ぶほああっ!!』

『え…?』『まじ?』
遊真「なにやってたの?そこで
ミラ「ずっと想ってたに決まってるじゃない

絶対離さないって
『凄い執念…;』

ミラ「寿命なんだから動きたくても動けないのよ
それでも…一緒に居たかったんでしょ
自分の全てを対価に回してでも…

その片鱗はどこでもあったでしょ?
朽木白哉は緋真以外は求めないし
桜はどの世界でも必ず小狼を選ぶし
秀次は会った瞬間から惹かれていたし、恵土が一人で泣いているのを見て、決めたのだし…生涯の唯一の伴侶を
一生この人がいい!って…

だから…たとえ、死にたいという恵土の一端を封印したことで一時的に助かった時にでも
恵土の想いを踏まえて、心も開かず認めないままでいたんでしょう
危険だ、恐い、見ていて痛いし辛い、なんで、と…ずっと泣いていた恵土の声を、信じて——

自分の目よりも、想いよりも、あの子を取ると決めた段階から…既に未来は決まっていたのよ

………あなた達とは違ってね
やるな!と認めたでしょ
ボーダー隊員として

その時点でもう…道は分かたれている
そのふるい分けの為に、今回の出来事を必然として起こした
いえ……

必ず起きることだから
今起こしたのよ…

いつ爆発するかも分からない
そんなものを隣に置けば、すぐ近くに置けば
気が気でないし、無限の寿命もすり減るわよ、心身共にね

早く死にたいと泣き喚いていたのも…
あれが現実になって距離を置かなければならなくなる
そんな事態が現実になる前に、あなた達の腕の中で亡くなりたいという…
ささやかなわがまま、願いだったのよ

それをあなた達は踏みにじった
その中身も知らず、知ろうともせず
それだけのことよ

と、言っても…あなた達はすっかり三雲修に絆されて信頼し切っていたから、どんなに情報をぶつけてもそれがブロックになって伝わらなかったし、そういうものなのよ

誰からも理解されず共感もされず
魂が必死に警鐘を鳴らしていてもうまく言語化できない
情報を処理したくても何も出てこない、それを現実にさせる為に動いていたから


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