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Unlimited【ダンまち】

第105章 光の癌(三雲)





ミラ「兎も角…
日常を覗くような真似はしてないわ
戦果物として私が手に入れたものだもの
真剣勝負を持ち込まれてね」
恵土「殺したの?」
ミラ「ええ、そういう条件だったもの
著者は亡くなっているわ
随分ストーキングしていたようよ
詳しく書き込んでいたわ
それはもうね」

『ごくり(ますます気になる…』

ボーダーの皆へ無事であることを伝える為、ミラは通信を繋げたままにさせていた


恵土「あのさ…あっちに複製したものを送りた
ミラ「なんでそうしなきゃいけないの?
あちらの落ち度でしょ?
最初から防げていたらこんなことにはならなかったわよね?

一体どうして、誰の落ち度でこんなことになったのかしら?」じろっ
『………まったくもってそのとおりで;』
ミラ「恵土は違うでしょう
あれに心を開いた段階で既にもう防げる訳ないじゃない
無理よ」


林藤「…………………
20周年記念本と交換でどうだ?
ミラ「一冊たりないわ
原初の滅神のみがこちらに来たとはいえ手が足りないのよ
もう一冊…戦術育成本もちょうだい
その2冊と交換なら複製した本の交換に応じるわ
今回の手数料も込みでね」
林藤「わかった!交渉成立だ!」

そして…
赤影伝説なる本が、ボーダー内で共有されるようになった

蒼也がPDFで読み込んで、ボーダー隊員であれば読めるよう持ち出し厳禁のものとして、ランク戦のログと同様の形で見れるようにしていた、その日の内に…


著者は恵土の追っかけ(猛烈なファン)で
同じくファンであるミラ(武彦)が実力行使で奪おうとし
命をかけた決闘として勝負を挑み合い、決着したという流れだそうな……

結末として
著者は死に、ミラは本を手にした

そして…今に至る


封印はミラが3歳から蓄え続けていた力を対価に回して消滅させていた
が…流石に『一番古いもの(胎盤化)』は魂の内側から貼られているので不可能

それこそ存在そのものを対価にしなければ叶わない
それは本意では無いとのことで、実行に移すのはそれのみとしたそう


死にたい想いのみ抱けない封印
それにより肉体は維持していたし生はなされてはいたが、限界がある
ただでさえこれまでの戦いで寿命を対価にし続けていたのでガタが来ている

更に言うと封印のせいで削りが出来ない
破裂寸前で身体にまで悪影響が出ている

その為という内容だった…


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