第105章 光の癌(三雲)
説明も終え、休んでいる最中…黙っていられずか
秀次「お前が武彦だとしても…
一人でさせる気はない!行かせてくれ」真剣
と頼み込み
ミラ「いいわ
通信用トリガーで対となる通信機の元へ飛べるから
握って念じなさい、それだけで来れるわ」
秀次「ああ」ぐっ!
しゅんっ!
即座にアフトクラトル(恵土の隣)へ飛んできた
が…
ミラ「飛んでこれる人には条件を付けているわ
今回の事態、身体が死んだのは…本来なら無限に生きられるナビィの命が急激に死へ近付いたのは…
三雲の接近を許し、心や気を許し、ボーダーにいさせ、それを恵土にまで強要したせい…
恵土が、三雲がいることで、削りが増し過ぎて苦しみ、封印が強まって距離を置こうとし、過去のトラウマから殺したい!嫌だ!とまで叫び出すほど取り乱し、泣いて嫌がって拒絶してるのを無視したから、死が早まった
恵土の訴えを無視して三雲を受け入れた人達は…アフトクラトルへは来させない
絶対に」真剣
それにより…来れたのは、秀次だけだった
8月19日
身体自体は治っており
準備が済み次第、魂と霊体をクローンへ移植しようとしていた
クローンはこれまでと同じ感覚で生きられる、傷跡も基本全て残した状態で持病も何も無い、下半身や左腕の痺れや多少の麻痺は以前通りのものにしたそう
恵土「何よんでんの?」
ベッドに横になったままの恵土は
ベッド脇に腰掛けて本を読んでいたミラへ声を掛けた
真っ赤な本で、文字が描かれている
ミラ「赤影伝説
実際の行動記録よ
5歳のナビィと分かれて封印されるまでの、原初の始祖神としての3歳半から5歳までの記録
赤影としての9歳から15歳8日前の記録」
そう本を軽く持ち上げて教えた
恵土「待って…
見せて」ずいっ
ミラ「いいけれど…
ただのあなたの戦果と善行を物語としてまとめたものよ
あなた視点ではなく、著者視点での実話を」
『なにそれみたい!!』
恵土「………」白い光を手に集中し本にかざし一時的に日本語にする
パラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララ
1秒につき8ページ
全500ページを隈無く目に通した
パタン
恵土「よし…
裸盆踊りは無いな;(ふー、やれやれ;」ほっ←額の汗を拭う
『なんて?;』凝視
恵土「はっ!)通信中だった…?;」たらたら
