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Unlimited【ダンまち】

第105章 光の癌(三雲)





それら二人(原初の始祖神、初代と二代(恵土))の想いを聞いてもなお…
周囲は皆受け入れず、二人とナビィのみの時を止めて対処した

ナビィが亡くなった瞬間、ナビィと恵土は同時に死に
その死を時空間ごと止め、無理やり命を繋ぎ止めていた——
※初代の分体は既に魂の状態なのでいつでも身投げ可能


へその緒がある状態で新たに魂の膜を外側に与えられれば、へその緒の周囲に穴がある状態となる
すなわち…それが正しい本来のカタチで…
封印も二代の方まで2800年前に転生した時点から古い膜の方にあった、だから恵土は生まれた瞬間から削りがあった

そして…魂の膜が創世神と認定して恵土へ与えた『新しい魂の膜』の方にまで、封印がなされようとしている…という訳だ


皆の想いや認識を決め付けている訳では無い
ただ…『「光の癌(三雲)」に「それ(封印)」を齎されて深く傷付いたのに、「それ(暗黒の十三日間)」を忘れて仲良く出来る程度のものだったんだな』
『嫌悪感も敵愾心も警戒心も何も抱かない=繰り返して欲しいんだな、もっともっと深く傷付けばいい、死ねばいい、苦しめばいいとしかみんなは思ってはいない、願ってもない出来事だから受け入れているんだろう』という想いだけだった…

今なおある胎盤化も、苦しい想いも、二度と触れられない気持ちも、どうでもいいんだな…


結果…『死にたいという想い』を、三雲が封印するという打開策を生んだ
生きたいという願いさえあれば…統一されれば、生が維持されることはわかっていたから…

たとえ一時凌ぎとしても…——相手の意思を無視するカタチだとしても


そしてまた…歴史は繰り返される
深い傷跡となって…

また更なる溝、災いを呼ぶ——

原初の始祖神へ封印を施せるのは、光の癌である三雲だけだから
光の癌関連の情報を伏せて三雲にしか出来ないとのみ伝え実行させた


風間「また酷い災いが起きたらどうする!?
確かに胎盤化により皆の魂の膜は強まった!癌化や半グロ化への免疫も付いた!
何故消さなければならないのかの調書も得た!実証もあり身投げ処分が確定した!!
だがそれでどれだけアイツが!恵土が苦しんだか!!知らない訳じゃないだろう!!!?
途方も無い削りでアイツがどれだけ…!!

これ以上恵土を苦しめる気か!!!?」
猛反対する者達が声を上げ、説得まで10日掛かった


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