第105章 光の癌(三雲)
暗黒の十三日間
それにより、恵土は三雲修を拒絶していた
無意識の内に
しかし皆は違う
無意識の内に
嫌悪感を抱くことも無い
想起することも嫌がることも無い
秀次を除いて——
それが…大きく溝を残す結果となった
三雲への反応、対応は…
最初の三雲(光の癌)が最初の原初の始祖神へ与えた「暗黒の十三日間」へ、どう思っていたかを示す指標となる
同じ想いをする人を減らしたかった
少しでも同じ苦しみを減らしたかった
助けて欲しくても助けてもらえない苦しみを—与えたくは無かった
あの絶望も、苦しみも…痛みも…涙も……繰り返されて欲しくなかったから——
それが…そんな想いが…在り方が…
あんな扱い(暗黒の十三日間)を受けるとは…思いもしていなかった
私が…馬鹿だったんだ
いない方がよかったんだ…最初から
それが…焼き付いて離れずにいた…
最初の願いだった
想いだった——
そしてそれは…正しかったことを、他ならぬみんなが証明してくれた
そっか……
そんなに…どうでもよかったんだ
忘れられるぐらい…なんでもなかったんだ(微笑)
よかった——^^
天を見上げる
安心して逝ける——
みんなみんな笑ってる
俺なんか要らないって笑ってる…
早く死ねって、喜んで望んでる…
それでいい…
無事で良かった
長生きしてね
ごめんね
もう自分には無理だ…
ごめん……
ああ…本当に……
最初から生まれてこなきゃよかったな……
こんだけ、どうでもいいって扱いを受けるんだからさ
暗黒の十三日間も…私(最初、創世神の親、初代(創世神)、二代(恵土)、原初の始祖神達)も……
みんなから…
最愛の人からも…
いや…秀次は拒絶してくれてたな…
秀次だけは違うのか、そっか…
それでも…結論は変わんないな…
お前らが…みんなが本気で愛しているのは…俺(恵土、原初の始祖神)じゃなくて、アイツ(三雲、光の癌)だけなんだから
全部全部無駄だったな…
全部…
なんの意味も、無かったな……
でも良かった…
ちゃんと証明されて
愛してなんかいないって教えてくれて
本当に良かった…
ありがとう……
これで心置きなく…
身投げ出来る
今度は間違わない
二度と生まれてこない
みんなは死なせない
絶対に