第105章 光の癌(三雲)
栞「!!
止まれたら、そんなこと思わない?
恵土「無理だよ…
あいつが辛いだろ?
後悔も残る、責任だって感じる
私は邪魔なんだ
どちらにとってもさ
栞「そんなこと思ってないよ!!!
誰もそんなこと思わないよ!!!
恵土「蒼也にも撤回しろって言われたなあ…←空を見上げる
でももういいんだ…
十分生きた
少しでも返せたらって頑張れた
記憶を保持できない時の方が…まだ良かったのかもしれない……
あいつへのそれも、保持できなかったから…理解も共感もできないなんて、自覚できない程にさ…(苦笑)
ごめんな……私がもう耐えられないんだ
我が儘だってのは、わかってる…
ごめんな……
詫びるぐらいならやるな!って弓場ちゃんからは怒鳴られたけれど
実力行使で止めようとされたけれど…
これは…私自身の問題なんだ、心のさ^^;
誰にも、どうにもできないよ
酷いこと…たくさん言って、ごめんな
本当は…嫌いなんかじゃない
生きていきたい
それでも……もう…」俯
栞「そんなの…やだっ」ぼろぼろ
恵土「!」瞠目
栞「いやだよおおおおっ」ぼろぼろ号泣、嗚咽
恵土「………」歩み寄る
栞「…………ひっく
うっ」
頭を優しく撫でる
恵土「ありがとう…←涙を滲ませながら頭を抱き寄せる
(ぎゅうっ)←栞の頭を抱き締める
生きてて…頑張ってきて…本当によかった(微笑)
もう…大丈夫だよな
みんな…私がいなくても
どうか元気で…幸せにな
栞「勝手に終わらないでよ!
そんなの…ないよお!!」震え泣き
恵土「……(くしゃり)←涙を零しながら笑う
大好きだよ…(ぼろぼろ)
ごめん…
ごめん……っ(嗚咽)
いつもならさあ…切り分けられるんだ
人の好きにしたらいいって…思えるんだ
でも……もう、限界っ(震え)
むりなんだよっ←鼻水まで落ちてゆく
お前らがなんかなる方が、よっぽどやだよ
振り回されたり、死に掛けたりなんか、やだよ
ずっとずっとそんな事態に直面させられるの、やだよ
とてもじゃないけれど…生きた心地しない
白帝にも限界があるんだ
それを……どうしても…受け入れられない
やっと元気になれたのに…ごめんな……
仇で返す形になってごめん
側で守ったらなんて考えたよ?
でも……あの時のように、守れない事態が直ぐ側にあるだけじゃない
そればっかりになるのが…もう嫌なんだ」
