第104章 最初(始祖)
秀次「思ってない!!!!
そんなこと思ってないぞ!!!!!!!」
光の粒へ叫んだ
だが声は…返ってこなかった
光の粒は太陽となって、皆の命の源となって、姿形を変えて…
なんの想いも感情も考えも抱かず、皆を永遠に生かすだけの源となった
ただそこに在るだけの…物言わぬ存在(道具)となった
もぬけの殻となった恵土の立っていた場に立って、秀次が太陽へ見入るも…そこにはなんの想いも残ってはいなかった
秀次「っ…(嗚咽)
ぅうっ(がくっ)←瞑目し、項垂れ
(どさっ)←その場に両膝を付き、太陽を見上げる
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
秀次の慟哭が爆ぜた
瞑目した目から滂沱の涙が零れ落ちてゆく中、嗚咽を吹き飛ばす程の絶叫が木魂し…
死ぬ最期の瞬間までその場から微動だにしなかった
『恵土おおおおお!!』
『うわあああああ!!!』
5001人から5000人へ人口が減り…
そして……僅か1年も経たない内に全てが死に絶えた
秀次は皆が死に一人のみ残された後でもなお…忘れない、絶対離さない!と
力の全てを対価にし、自分に残された一瞬を体感のみ引き延ばし千億年間もずっとずっと願い身に刻むように叫び続けた
声が嗄れてもなお…想いは枯れること無く…永遠に——
最期の最期まで生き残っていた、願い続けていた人達
1位、原初の滅神(秀次)
2位、原初の邪神(影浦)
3位、原初の廃棄神(小南)←過激派
4位、ベリアル(菊地原)←原初の始祖神護衛頭
5位、原初の清浄神(栞)
6位、原初の世界神(蒼也)
7位、原初の時空神(三上)
8位、二宮
9位、迅
10位、原初の調停神(歌川)
11位、加古
12位、太刀川
13位、武彦
14位、宿灘(恵土のお母さん)
15位、麗華(木虎)
それにより…
原初の神々七柱は、恵土が生まれてくる瞬間
原初の始祖神が生まれると同時に生まれて一つとなり、創世神(正確には創世神の親)となった
そして……創世神が原初の始祖神となるまで一体化は続いた
それが…事の真相、発端となる出来事だった
歪みの元凶とも言える
