第104章 最初(始祖)
想いも、膜は通さず
何も感じず聞こえず見えない
真っ暗闇の中に閉じ込められた
そしてそれは…亡くなる13日後まで続いた……
恵土「みんな…いない?
進「恵土!!ここにいるぞ!!」涙目
だあんっ!!!
膜に張り付いて叫ぶしか出来なかった
恵土「ねえ…
もし…死んだら…
みんな…私のこと、覚えていてくれるかな……
秀次「何言ってるんだ!!?」涙目
進「ばかやろお!!!」瞑目涙
恵土「ごめん…なにも…きこえない
かんじない……
ひとりぼっちだ」
どおっ!!!!!
恵土「覚えてるなんて…
そんなこと…無理だよね…
覚えたいわけないよねっ
こんなの…わすれたいよね……(ぼろぼろ)
わたしなんて…いらないもんね」ぼろぼろ号泣
『違う!!!』
恵土「みんな…私のこと…嫌いだったのかな……
そうだよね…
嫌いじゃなかったら…こんなこと…ならないもんね^^;←涙が頬を伝い落ちてゆく
ごめんね…
わずらわしかったよね
うっとおしかったよね
たのしくって、うれしくって…はしゃぎたおして…
ごめんね…
ほんとうに…ごめんね……
ああ……
こんなことなら……
こんなふうに、なるぐらいなら…
うまれなきゃ…よかったなあ、ぐすっ
おき…あが、れなっ
ごめんね…
なにも…みえない…きこえないっ……(瞑目涙)
こわい…かなしい…つらい…いたい……くるしい……
たすけて……
たすけて………」ぼろぼろ
諏訪「こっちの会話は聞こえてねえのか!!?
栞「恵土ちゃんは私達の命の源だから、こちら(私達)は聞こえてる!
でも…一方通行のものだから……恵土ちゃんは聞こえない
私達の声は…届かない」
蒼也「なんとかならないのか!?」だあんっ!!←膜を叩く
三上「時空間でも…透過できない
どう、して…」涙震え
恵土「せめて…最後に…触れたかった、なあ
抱きしめたかったなあ…
ごめん……(ぽろっ)
わがままばかりでごめん
みんな嫌気差したよね
諏訪「そんなことねえぞ!!!
秀次「そんなこと思ってない!!!!」
恵土「たすけて……くれないもんね……(震え涙)
さよならも…言えなかったな
みんなの腕の中で…亡くなりたかったなあ
みんな…覚えていてくれるのかな
引き継ぎなんて…ないもんね……
忘れないで、いてくれるかなあ」ぼろぼろ滂沱涙