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Unlimited【ダンまち】

第104章 最初(始祖)





ベイルアウトを真似できてたからベイルアウト封じなんてのも絶対出来てるだろうが…


人のみで30名が乗り込める遠征艇が5艇
それもアフトクラトルだけでだ
150人乗り込んで向かってもお釣りが来るぐらい防衛の規模もしっかりしていた
20年前の時点でだ

実際に乗せてもらったこともあった
遠征に付き合わせてもらったこともあった、監視護衛付きでな
褒美をやると言われて、ミデンに帰してと言ったが断られた、その代わりに見学させてやるだと

本気で攻め込んじゃいなかったんだ…
あの時は


アフトクラトル全家と全ての属国が一丸となって攻めた現場を見させてもらったが…蹂躙なんて次元じゃ済まないレベルだったよ

たった5分で終わった…星トリガーの奪取も含め、全てが……鎮圧まで3分も掛からなかった
召集は1時間で、打ち合わせも無くだ

だから戦乱期に…今ある大国のみ除いて、大国という大国が散り散りになり中小国が多く生まれては散った


だから余裕でなんの損害も無く、私もなんにもしなくてもいいぐらい平和なもんだった
のんきに笑って…修行に専念してたよ

色々学ばせてもらった、アフトクラトルで…

だから…何に向いてるか適性から何まで教え、トリオンも与えられるだけ与え、星の神の寿命も限界ギリギリまで伸ばした


まあそんなことはいい…
もう何を言っても後の祭りだ
状況が好転することは無い

だからこちらはこちらで動く
そっちは任せた

そういう意味だ…戻らないって言葉は」

レイジ「わかった…」ぴっ←鍵を開ける
がちゃっ←恵土がドアを開ける

レイジ「………この話…修には
恵土「やめてくれ←レイジに背を向けたまま呟く
好転するとは思えない

たとえするとしても…必ず裏目に出る
長期的に、ずっと続かなければ…それは確実とは言えない

本当に…それを望むのならば」

レイジ「わかった…

さっき言われた人以外には言わない
約束する」

恵土「サンキュ…

ごめんな…本当に……
おれは……できることなら…かわることなく、いっしょがよかったよ

でも…できねえんだ…そうしたら……まもることから……」ぽつり

レイジ「恵土!傘を」
だっ!!
濡れるぞという制止の声も聞かず、振り返らず
前を向いて、涙と雫が落ちてゆく中…恵土は本部へ向けて走った

真剣な眼差し、表情で…これからを見据えて


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