第104章 最初(始祖)
だからこそ…判断ミスだとわかる
でも…修はきっと…そう思わない
「最善を尽くした」、と思うわ
たとえそれがどんな結果を招いたとしても…
子供が間違えた時、その責任を取るのは親の役目
何かとんでもないことをすれば、私に伝えてもらえないかしら?
知りもしないままというのは困るもの
今回来てくれて事の経緯を知ったけれど…
蚊帳の外のままこんな事態になるのはいやだから」
恵土「わかりました(ごそっ)←胸ポケットを探る
緊急連絡先です
すぐ取るように気を付けています
もし何かあればいつでも連絡して下さい
死に掛けか意識が無い時でない限りは出ますので」
三雲母「わかったわ」すっ←受け取る
恵土「……
精霊も…私と、力を介して繋がっているので…
私の状態が知りたければ聞いて下さい
意識が戻ってない場合でもなんでもジェスチャーで伝えられるはずなので
ペンと紙を与えれば筆談も出来ます
済みません、発声までは出来ず…;←頬を指で掻く
あなたにしか見えてないので気を付けて下さい」
三雲母「わかったわ」頷く
恵土「………
他に…何か気になることや、懸念事項はありますか?」
三雲母「…………
あなたの傷を見せてちょうだい」
恵土「い゛;」たじっ
三雲母「今はトリオン体?
で見えないようになっているのよね?
わざわざ話しに来たということは…
C級の家族との話し合いも段取りも終わったということでしょう?」
恵土「それは…、はいそうです;」
三雲母「………
見せてもらえない?
それとも…あなたへ慰謝料
恵土「いらないいらない!;いらないです!!」激しく頭を振る、手を差し出し左右に振る
三雲母「…」じっ
恵土「わかりました
見せますので…
(やっぱ似たもの親子だこの人達;)
トリガーオフ」しゅんっ
右目に青タン
松葉杖、右足に包帯
左腕を三角巾でつり
頭にも包帯がたくさん巻かれていた
右上の前歯も固定してか、金属のものが取り付けられており
折れた5本の肋骨を保護する為にバストバンド
無傷なところがほとんど無かった
ほとんどの骨が折れていて生活も儘ならなかった
三雲母「痛み止めは?
恵土「生身でないと飲めません
全部栄養として吸収してしまって…
なので生身で少量のみ食べてから飲むようにしています
トリオン体になると、生身の痛みは感じなくなるので
