第104章 最初(始祖)
恵土「それだけじゃない…
その死ぬまでの十三日もの間、何も見えず聞こえず感じず、死ぬ最期まで何もわからないまま死んだ
みんな私が死ぬのを待ってるんだ、みんな私が死ぬのを喜ぶさ
何度も思ったのは…その経験が主(しゅ)となってる」
レイジ「……」
小南「あな?
もともと?
なんであいてたのよ」訝しむ
恵土「皆に効率よく送る為だよ
存在そのもの、命を成り立たせる力も中身も…
でも精神的に限界だった
アイツと一緒に生きるのが
塞がれさえしなけりゃ削りも本当はせずに済んだんだ
あんな痛いのやだもん
削らないと皆に渡せない状況にされたんだ
最初の頃の三雲に
それが…今の歪んだカタチを生んだ
そして…その罪を、痛みを与え続ける在り方を刻み付けた罪を
アイツは認めていない」
レイジ「なるほどな(腕組み深々溜息)
自覚が無いと」
烏丸「そもそも記憶ないっすもんね」頷く
恵土「あっても勝手に暴走して終わりだよ
我儘癇癪甘えんボーイだもん」
『…え?;』
栞「そんなに?;」
恵土「ああ
遊真から実力差については指摘されてた
それでもモールモッド2体へ突貫した
シールドモードも身に付けずに…
他のC級はみんな身に付けていたのに
ランク戦を見て学べる環境なのに…みんな使ってるのに
立ち回りも何も学ぼうともしないまま…
勝手に倒すべきだと判断して
倒せないのに無理して
地の利を生かして立ち回って時間稼ぎできるところを
シールドモードも無しに暴れて倒されて自滅して、敵へC級はベイルアウトできないことを知られた
自分の納得できることしかしたくないんだよ三雲は
本質的なところでは
だから今はこれで下積みをって話をしても
納得できねえで、師匠の伝を利用して他の人へ聞きに行って回る
人の善意の上に胡座をかいて利用と搾取を続けて回り、自分の入隊から3か月間のサボりのツケを取り戻そうとする
どこかの誰かに似てねえか?」真剣
烏丸「………癌って言いたいんすか?」
恵土「ああ(頷く)
人の好意を利用して近付く
で…その点以上に厄介なのが…自分の非を認めないところだ
三雲母とも会話した」
『え!!?』
恵土「…1月28日の記者会見から数日後のことだ
私は記者会見の後、三雲の家に行った
案の定ペンキや張り紙があったからなんとかした
その数日後に話した」
