第104章 最初(始祖)
城戸「まったく…
(八歳の頃に飛びついて来た時の記憶(満面の笑顔)が蘇る)
変わらんな」ぼそ微笑
恵土「ねえねえねえ!
おにぎり食べたい!!
しょっぱいの!
城戸さんの美味しいんだよね!
食〜べさせてえ〜^^♪」
城戸「ふっ…
そうだな…作ると言ったし(がしっ)←膝の上に手を置いて立ち上がる
作るか
恵土「やったあああああああああ!!^^
やった!♪やった!♪やった!♪やった!♪」万歳、城戸の周りをぐるぐる回る
城戸「座って待っていなさい」微笑
恵土「はーい!!^^//♪」しゅばあんっ!!着席
恵土「まだかな♪まだかな♪まだかな♪ま〜だかな!♪(にこにこ)
えへへへへへえええええ^^」にっこにこ
椅子に座って身を左右に揺らし、心底楽しそうに待っていた
城戸「ほら
食べなさい」ことっ←おにぎりを乗せた皿を差し出す
恵土「いただきまあ〜す!!^^(もぐもぐ)
美味しい!美味しい!美味しい!!美味し〜い!!^^」
城戸「涙目)……
まったく…変わらんな」微笑
小さい頃も、同じように食べていた
その頭を、城戸は優しく撫でて、懐かしいものを見るかのように目を細めた
両手で持って、美味しそうに頬張って、満面の笑みを浮かべて
そして決まって……
恵土(8歳)&恵土(現在)『また作ってね〜!!』
城戸「ああ…またな」涙が一粒だけ落ちてゆく
恵土「ありがとう!お父さん!^^」
城戸「………
ゆっくり食べなさい」頬を撫でる
恵土「うん!味わって食べるね!」キラキラにこにこ
そうして…
1日はあっという間に過ぎ、夜を越え…
1日が経過した
その翌日…
7月26日
『恵土!
恵土!^^』両腕を広げる
恵土「お母さん!!」だっ!!!涙目←全速力で駆け出す
がしっ!!
隣にいた蒼也が腕を恵土の前に出して止め、そのまま腰に回して抱き締めて止める
恵土「お母さん!!お母さん!!お母さん!!!(涙)←左手を伸ばす
やっと思い出せたのに!!顔も声もやっと!!!
やっと会えたのに!!なんで邪魔するんだよ!!!?←蒼也へ振り返る
離してよ!!←回された腕を両手で掴む
あ!」瞠目
『恵土^^』←もう1人増えた
恵土「お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!!お姉ちゃんっ!!!
ごめん!!ごめん!!!ごめん!!!(涙)
二人共ごめんっ!!!!(ぼろぼろ)←両目から涙を零す
