第104章 最初(始祖)
瞑目し、咽び泣く、嗚咽が上がるほど……
恵土「どうしたの?
どっか痛いところでもあるの?(さすさす)←背を擦り頭を撫でる
いたいのいたいのとんでけえー!わるいひとへむかってとんでけー!!←頭を撫でた手を振る
どう?大丈夫?マシになった?」なでなで、さすさす
迅「……っ
あり、がと……でも……
ごめん…今は…泣かせてっ
お願いっ」
ぎゅうううううううううう
ベッド横で、ベッドに座らせた恵土へ抱き着いていた
迅(お母さん……最上さん…
助けて……
進さん…鉄さん……
ごめん…助けて……
お願いだから……
恵土先輩を助けてっ)ひっくぼろぼろ
恵土「……悠一」すっ←顔を上げる
ちゅっ、ちゅっ
迅の両目へ片目ずつ、恵土は自身の唇を押し当てた
迅「!!」瞠目
恵土「いいものが見えるおまじない^^♪
ほら!昔よくやったじゃない!!♪」にっこにこ←6668ページ参照
迅「っ…ぅっ(ぶわっ)
うわあああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
迅の断末魔のような慟哭は…部長室だけでなく、その前の廊下にまで響き渡っていた
熊谷の電話の相手、那須にも聞こえ
駆け付けたばかりの、廊下にいた風間と太刀川にも聞こえていた
恵土「ねえ…私…しぬの?」
迅「ううっひっ」
恵土「みんな…わたしがしぬのをまってるの?
迅「ちが…う
そんな、こと…ない、から」
恵土「痛みも何も感じないんだ
だから…大丈夫だよ?」首傾げ微笑
青ざめた、顔面蒼白のまま、力無く笑ったそれに…
迅は涙を流すばかりだった
ずっとずっと身も声も震わせて
迅「っ(うるっ)
しなない…
ぜったい…しなせない、から
ごめんっ
ごめんっっ
ごめん…」嗚咽
恵土「大丈夫?
ね…
一緒に寝よ
大丈夫だから
ね?^^」なでなで
迅「うん……」
ぎゅうううう
迅「抱き締めたままでもいい?」
恵土「うん!^^」頷く
迅「おやすみ…」なで
先に眠りについた恵土の頭を撫で、寝室を後にする
