第104章 最初(始祖)
恵土「上がいいと言うなら入る
加古「やった!」キラキラ微笑
すぐ上へお願いしに行った
加古「是非お願いします!」微笑
その後ろでは既に同じことをした人達が
風間「今来たのか」
二宮「こちらに必要な人材だ
ひけ」
太刀川「待った待った待った!
風間「またか」二宮「遅刻だぞ」じと目
太刀川「いや今来たばっかり!!;
うちに入れさせてくれ
二宮「論外だ」風間「断る」
太刀川「恵土じゃねえだろ!!?;
なんで風間さんと二宮が拒否すんだよ!!;」
各々から引く手数多になっていた
鳩原がいない時点に起こった騒動でした
恵土へ呼び出しが掛かり
城戸「風間隊、二宮隊、加古隊、太刀川隊、以下4隊がお前を欲している」
恵土「……え゛」目が点
加古はその恵土へ左側から抱き着いて首元へ頬ずりしていました
恵土「へ?へ?へ?へ?」?????←頭が追いついていない
忍田「一先ず現状を整理すると
恵土自身はチームを組むこと、つまり田中隊の設立を禁止された
ならば他のチームに引き入れるのは可能ではないか
という内容の問い合わせ、要望として寄せられた」
林藤「で、お前が呼び出されたって訳
今後の方針を伝える為にもな」
恵土「え?えっと…どうなるの?;」たらたら
城戸「簡潔に言う(ズバッ)
恵土は戦力として、既にボーダー隊員全てを総合しても敵わない力があると証明されている
それを一部隊に入れれば、バランスが崩壊し、連携の意味を持たなくなる
戦術の意味も無くなり、学ぶ機会も無くなる
以上により、恵土を他の部隊に入ることも禁ずる
改めて全部隊へ通達するのでそのつもりで
解散」
加古「ええー!;」
風間「はあっ…」嘆息
二宮「……」俯く
太刀川「だめかあ」後ろ頭を掻く
恵土「……………だめ?
上層部『駄目』即答
そして……
改めてボーダー全体へ通達されましたとさ——
恵土「ひとりぼっちか…(ぽつり)
(まあ…そんな資格も無いんだから、当然か…(瞑目)
いない方がいい存在であることに、変わりはないんだから^^」ふふっ
自己嫌悪を通り越して
自己否定に陥っている
削りの時には…
幸せだった、大事にされた記憶を優先的に削られていき、思い出すことさえ出来なくなる
そして…守れなかった、傷付いた、痛ましい記憶を幾度も、その場その時の心中と苦しみが同時に追体験させられ焼き付けられる
