第103章 伝説(でんせつ)
なお…進は走っている間に壁に頭を叩き付けられて気絶してしまいました
指定揃って散々な目に遭った一日でした
二人とも恵土に治されました
ゴキブリ退治の折の光景は…まさに芸術的!
壁という壁全てが綺麗にアイススケートばりの氷漬け
天井からはツララが無数に降りており
床からはトゲが無数に出て、ゴキブリを取り囲んでいました
周囲の気温はマイナス一度レベル
12月中での出来事でした…
恵土「ああああああああああああああああああああん(*T^T)」涙
テロップ『こわがっているばあいじゃない!;』
最上に頭を撫でられ、城戸から背を擦られて、小南から抱き締められ、ようやく落ち着きました
迅はバスタオル、忍田はタオルを持ってきて
林藤さんは両腕を自身の手で擦り、タオルにくるまって鼻水を垂らしていました
風邪引くかもなんてぼやきながら…
そして……
時は流れ…
第一次ネイバー侵攻時
東三門
たったの1日で、ネイバーにより壊滅的な被害があり、軍の尽くを蹂躙し、東大門より外へ拡がった
軍による猛攻も虚しく、尽く全てが倒されて終わった
2日目の朝へ至った際に、それは訪れた
ボーダーを名乗る集団が、次々にネイバーを倒して回っていた
夜を思わせるほどの暗雲に包まれる、雨の中…
迅が守る中…恵土はその現場に駆け付けた
姉を喪い、秀次諸共涙ながらに抱き締め、経過した時間が長い故か白帝でも蘇らせられず
恵土『秀次…ごめん…ごめんな…
姉さん…ごめんっ』ぼろぼろ涙
秀次と姉を避難所にいた母さんと父さんの元へ預け
行かないで!!そう引き止める母を振り払い
必ず帰ってきなさい!!そう叫ぶ父に頷き
死ぬな!!と涙ながらに、姉を抱きながら叫ぶ秀次に頷いて手を振り
背を向けて、涙を流しながら赤マントを翻し飛び出していった
恵土「悲しみに暮れる間も…与えてくれないっっ)
うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
涙を流しながら叫び、ネイバーに対して狂ったように猛攻を続けた
秀次(なんで…なんで……
俺は……戦えないんだ?
力を身に付けてさえいれば…姉さんも……!恵土も…!!)ぽとっ←落涙
そんな考えに囚われるのも仕方の無いことだった
その約1年…来年の9月、新ボーダーへ入隊する
5月への入隊は両親により阻止された
