第103章 伝説(でんせつ)
※補足情報
栞は三上へ風間隊オペレーターの引き継ぎを終えており、元々風間隊のランク戦を行わせるという予定だった
昼の部のランク戦の時間帯(太刀川隊VS冬島隊VS嵐山隊)はちょうど、玉狛支部へ見学に行っておりました
実況解説時、風間は三上(実況)のすぐ後ろの席でした
風間と三上はそれぞれ録音してました
太刀川の断末魔が響き渡ったのと同時刻
風間隊隊室前
菊地原(うるさいな;)顰めっ面
風間「?太刀川か?」
だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ
凄まじい足音と共に、近くまで寄ったかと思えば…
菊地原「あの…太刀川さん」
風間「安心しろ、壁を挟んでいる
通行止めだ」
菊地原「いや、そうじゃなくて;」
太刀川『旋空!!弧げえええええつ!!!!』ギラン!!!!
どっごおおおおおおおおおおおおおおおんっ!!!!
パラパラパラパラパラパラ
凄まじい炸裂音と共に、ボーダー内の壁が文字通り人ひとりが通れるほど大きく吹き飛ばされた
土埃と噴煙、吹き飛ばされた無数の破片が宙を舞い、音を立てて落ちてゆく
風間「………………」
菊地原「…………………」
『ここまでやるか?)…;』壁の向こうの太刀川を凝視
太刀川『風間さん!!
録音デええええええタああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!えっぐひっく』ぼろぼろ
泣きながら頼み込んできた
風間隊隊室入口前での出来事で…直通で飛ばしてきたらしい
道中はグラスホッパーを使って、どうしてもショートカットが無理だったので破ってきたと
太刀川『風間さんが持ってるって!!
だから!!だからろぐおおおおおんっ!!!』えっぐ、ひっく
風間「落ち着け;
まずは壁を塞げ;
太刀川『おれ…ききのがしてっ
さいあくだっ
こんなときにかぎってたけとみがびょうけつっ!
かいせつきけてねえ!!
なまでぎぎだがっだあああああ!!!』ぼろぼろ嗚咽
忍田「慶いいいいいいいいいいいい!!!!!・・」騒ぎと轟音を聞きつけて走ってきた忍田
太刀川『ぎゃあああああああああああああ!!!!;
忍田さん許して!!お願い許して!!!!録音を聞くまではあああああああああああああ!!!!』壁の穴から風間へ手を伸ばす
風間「お前に聞かせる録音データはない」
ばたん
菊地原はいつの間にか消えており、風間隊隊室への扉が固く閉められた
