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Unlimited【ダンまち】

第103章 伝説(でんせつ)





恵土「………
悪い
他を当たってくれ」すっ←背を向けて左手を挙げて振る
ずっと真顔のまま黙り込み
それから頭を下げたままの唯我の横を通り過ぎようとした

唯我『!!(瞠目)
(だめだ…ここを逃したら…一生負けたままになる
ずっとお荷物になる…ずっとずっと…ずっと……!!)
(ぎりっ!!)←歯噛みし、覚悟を決めたように
(そん(今のまま)なのは…いやだ!!』
があんっ!!!!
すぐ左横を通り過ぎてゆく恵土を顔のみ向け見送る中、頭を下げたままの唯我は即座に行動に移した

恵土「!!」振り返る
恵土はトリオン体では無く、隊服のジャージ…
突然の異音に対し、目の前に見えていた食堂へ背を向けた


唯我『お願い…します!!(ぼろぼろ涙)
わかってるんです…実力不足だってことは!
でも……でもっ!どうしても!追い付きたくて!
あなたみたいに立派に!カッコよくなりたくて!!

僕のせいでチームの足を引っ張って!
なんでもないみたいに接してくれるけれど…違うことぐらいわかってるんです!!(涙と共に鼻水まで流れ落ちてゆく)

お願いします!!!
自分が敗因になるのは嫌です!!

その為なら…!何週間でも何か月でも頑張ります!!』
恵土(ほお)にや
唯我『だから修行を付けて下さい!!!師事して下さい!!!お願いします!!!!

このままはいやなんです!!!!!』ぼろぼろ号泣嗚咽
額を床に叩き付けて、泣いて土下座して懇願していた


恵土「…………

本気か?」すっ
唯我の前へ何も言わずに歩き寄り、真顔になって跪いて尋ねる

唯我『ぐすっ…えっ
え?』きょとん
恵土「何週間でも何か月でも頑張るってのは…本気か?」真剣
唯我『はい!!本気です!!(答えてくれた!!』鼻水を散らしながら頷く


恵土「………
わかった…5日間面倒を見る
学校も休め
それが条件だ」
唯我『わかりました!親に連絡します!!』
恵土「休む間も連絡する間も無い
それでも?
唯我『やります!!やらせて下さい!!!
お願いします!!!』お辞儀

恵土「にこ)
お前の想いはわかった
ガッツのある奴は嫌いじゃない
音を上げるまで付き合ってやる!
いいな?」微笑
唯我『はい!!!
(やったやったやったやったやったあああ!!』らあーるうー!らあー!♪
唯我の心中では、白い天使の服で天へ舞い昇るような感覚にとられていた


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