第103章 伝説(でんせつ)
その少し前…
投げた先では
「なんだ、こいつは!)っ」じりっ
バムスターを前に、後ろへたじろいでいた
その瞬間…刀身が光る刀が飛んで来た
それはバムスターの核を貫き
そのまま飛んできた人影が赤いマントを翻し
抜くや否や近くに潜んでいた全員を斬り裂いて回った
5体いたが…ほんの一瞬で、たった一太刀で尽く全てを斬り裂いて薙ぎ払っていた
恵土『………(他に敵は…いないな
よかった』ふうっ←一息つく
「…………………」驚
恵土『怪我…無いか?
大丈夫か?』すたっ←バムスターの上から、助けた人の前に着地する
「いや…大丈夫、です」
恵土『そうか…よかった^^』
「ところで…これは、一体」バムスターの残骸を指差す
恵土『?
…………………………
(しまった!人に見られたああああああ!!;』頭抱えガビーン!!
進『恵土!!無事か!!?』猛ダッシュで駆け寄る
恵土『で……、』
『ん?』
恵土『でっかい置き物だったなああ(目を横に向ける)
きゅうにうごいて、びっくりしたなあああ(目を逸らす)
けがもないようでよかった(一度目を向けてから背を向ける)
じゃあさようならあああ』終始棒読み、全力逃避
進『無理がある無理がある無理がある;』ぐいっ←左腕を掴み引っ張る
恵土『いやでも;
進『林藤さんに言おう;』
林藤『大丈夫か!!?;』駆け付けたばかり
恵土進『えっと…;』
林藤『こりゃあ…;』
城戸『派手にやったな;』
恵土『すみません…;
一刻を争う状況だったので;』
城戸『そこはいい
他に巻き込まれた人はいないな?』
恵土『うん』頷く
城戸『そうか…
林藤、説明を頼む』
林藤『あ、ああ;』頷く
進『俺は最上さん達に説明に行ってくる』
恵土『あ!私も!』
城戸『お前はここに残りなさい
バムスターの処理が先だ
人目に付く場所だ
やれるな?』じっ←白帝を使えという意
恵土『はい;
(トリオンへ変換するか』
バムスターの中には…トリオン器官も人もいなかった
まるで光の粒子に溶けて消えるように、ひとつひとつ散っていった
城戸が確認したものから恵土へ回され、それを消していって…
恵土『城戸さん、被害は』
城戸『大丈夫だ
誰もいない、どうも来たばかりのようだ』
恵土『そっか…』
よかった…
という言葉を、恵土は飲み込んだ
襲われた人の心中を考えて
