第103章 伝説(でんせつ)
空閑遊真の入隊と引き換えに、迅が本部へ風刃を返却しに来たのは
恵土は泣きながら走っており、部長室へ着くや否や本当に最低限の荷物を持ってまとめていた
そこへ、上から一部始終を聞いた風間と太刀川により辞めなくていい旨を伝えた
迅が風刃(最上さん)を上へ譲渡したことも——
10日完徹状態でろくに寝れていない
グロッキーな恵土
そして…秀次もまた遊真をボーダーへ入れること、遊真が恵土の従弟であること、迅の母がネイバーに殺されたことを同時に知って、今にも倒れそうな酷い状態にあった
要するに…幼馴染全員グロッキー
その報せを迅から電話で受けた時
風間「は?」黒睨視怒り
太刀川(やっべえ;マジギレ寸前だ;)滝汗
風間「迅…俺は言ったはずだが?
俺はこれから遠征に行く、恵土のことを頼むと…
それが…何故このザマになっている」睨視
迅『恵土先輩を死なせない為に必要だった
と言ったら信じる?』
風間「………はあっ
迅には迅の考えがあるんだろう
そこは理解できる
だが…何故、最上さんを渡す?
あれは形見だろう
それだけじゃない…恵土からも託されたんだろう
持つのなら…お前がいいと
お前も見たはずだ…あいつの過去を!
あいつの想いを知らないお前じゃないだろう!!?」
6497〜6498,6532〜6534,6713〜6714ページ参照
迅『………恵土先輩も最上さんも形見を渡したぐらいで怒らないよ』微笑
風間「それだけじゃない!
あいつが何故三雲修に怒るかわかるか!?
市民とC級隊員がいた場合!敵が狙うのは確実にC級隊員だ!!
攫われたC級隊員がどういう扱いを受けるか!身を持って学んだからだ!!
見殺しにするしか無かったからだ!!!←6717〜6724ページ参照
あいつはそれを避ける為に頑張ってきたんじゃないのか!!?
俺達がそうならない為に4年間死に物狂いで鍛えてきたんじゃないのか!!?
何故それを!!
市民を守る為に猫の手も借りたい状況になるのは分かる!
だが…それなら!!あいつはこれまでなんの為に!!!
迅『風間さん…落ち着いて』
風間「………っ(ぎりっ!)
(誰のせいだと!)
どこだ?場所を教えろ(埒が明かない!」いら
迅『中庭の自販機前で待ち合わせしよう
俺もそこへ向かうから
風間「寝かし付けたらすぐいく」ぶつっ←電話を切る
