第103章 伝説(でんせつ)
『………』
恵土「だから…先に遊真に会うことにした
玉狛支部へ一時帰宅した時に
1月4日
遊真の生身を治した後
恵土「修を殺そうとしてもおかしくない
神の力は…
万能なものじゃない
命と自我と記憶を削って
対価として分け与えることで
願いを叶えるものだ
欠けた状態で会えば…そう行動してもおかしくない…
だから……修のことを頼む
遊真」
遊真「わかった
任せろ」微笑し頷く
レプリカ「私も可能な限り協力しよう」
恵土「ありがとう
恩に着る(深々お辞儀)
悠一のことだ…間違ってはいないはずだ
哀しみが減ることは間違いないんだ
だから……それを現実にする為に、必ずやる」真剣
遊真「ふうん…
嘘…付かないんだ
恵土「付けないよ
嘘ってのは…人だけじゃない
自分を騙す行為だ
自分を見失うことになる
それだけは避けたい
そうでなければ…胸を張って、自分だなんて言えないし、向き合えない
これが俺だ!ってさ
それが一番重要だって思ってる
人と接する上では
だから……嘘を付く訳には行かないんだ…絶対
そう誓ったから——」
真っ直ぐ向き合うそれに…
遊真は口角を上げ、何も言わなかった
遊真(オヤジの言った通りの人だ)
そうなるまでが大変だったけどな」苦笑
木虎「………(そう言えば…昨年の9月末頃だったかしら?確かに荒れてた気が」顎に手を当てて考え込む
迅「随分荒れてたもんなあ」苦笑
三雲修ボーダー入隊(9月)から一か月後
三雲修の様子をずっと見ていた恵土から、迅へ電話があった
恵土「なあ…迅」
迅『珍しいね
恵土先輩から電話なんて
どうしたの?一体』微笑
恵土「お前が9月にねじ込んだ新人について聞きたいことがある
あいつ、本当に必要か?」
迅『えっと…メガネくんのこと?
何かあった?』苦笑
恵土「あったなんて次元じゃねえよ!!(怒り震え)
一体あいつが一か月間、何やってたと思ってる!?
合同訓練、模擬戦、あとは合同訓練しか何もやりゃしねえ!!」わなわな
迅『あー…ソロでボロ負けして確実にポイントを稼ごうとしてるってこと?;
恵土「そーだよ!!💢
着実にポイント稼ぐなら安全策を選ぶのも分かる
必ず負けるのも分かる
当たり前だ、誰でも最初は通る道だ
でもな…あそこまで関心示さねえやつは早々いねえぞ!!!💢