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Unlimited【ダンまち】

第103章 伝説(でんせつ)





ジャンプできたのになんでええええええ!;」

長老「なんじゃただのあしのしびれか」溜息
恵土「なんでどうしていたいないしびれないうわあああああああ」
長老「落ち着け
まず足を伸ばせ
じきに神経が通う」
恵土「ありがとうじいちゃああああああん;」ぼろぼろ
長老「泣くな!;」
恵土「うんんんん;」ぐすん
長老「まったく…
正座にならさねばな

将棋でも長時間座ることになる」
恵土「うん…わかってる……」

長老「御前試合の相手は誰になるかのお」
恵土「わかんないよ…
私しかやれる相手いないじゃん」
長老「お前かもしれんのお
村長とは昔馴染だが、昔よく負かしたからか目の敵にされとる」
恵土「ええー、初耳だよそんなの!
いっつも戦いじゃ優勝してるのに」
長老「私は頭専門じゃからな
あやつは力押しの刃よ」
恵土「なるほど…専門分野が違うのか」

村長から見て、長老は従兄弟違いでした
つまり村長の祖父の弟の息子(第一子、長男)

祖父とその弟は一卵性の双子で
竹馬の友は村長の父(当時の村長)の弟の息子
つまり村長の従兄弟でした

村長は第二次世界大戦での出来事があった当時、産まれたばかりでした
村長を除き、本家の直系は全て死に絶えました

本家のそれもあり、従兄弟違いである長老も力を貸すことにしました

左足が化膿し、壊死し、神経が通わなくなり
少しでも無事な部分を増やす為、自ら触診して境目を探り、無事な部分と一緒に感染していることも踏まえて余分に斬ることを選択
麻酔も介助も無く、軍刀を焼いて斬り落としました

左足は剣士において全ての技の起点であり生命線、支え
それでも優勝し続ける腕前でした
ずっとずっと…何十年も

ですが…村長を弟子に取り、優勝したのを見届けた後に力の方の神前御前試合を引退したそうな

双方共に優勝をし続けること、6歳以降ずっとでした


それをこの日、恵土は初めて知りました


長老「兎も角…
しっかり休め」
恵土「うん…じいちゃん
好き」うと
長老「しつこい」
恵土「じいちゃん
長老「どうした?」
恵土「呼びたくなっちゃった^^」
長老「まったく;」溜息
恵土「じいちゃん
長老「今度はどうし…
(寝とる?
恵土「じい……ちゃん…
だいすき…ありがと……」

長老「まったく…
好きでなければ置くか
たわけたことばかりいいおって、まったく」嘆息


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