第102章 戦乱(せんらん)
恵土モデル型の強化を受けて3体のミラ、ハイレイン、ランバネインをモデルとしたラービット全員が光速で動く中、恵土専用のトリガー『ドーム』を用いて閉じ込めた
異空間の次元結界で、被害も強化も影響も他へ与えることは出来ないものだった
被害をその中のみへ抑え込み、他全体へのそれを全て抑え込んだ
そして…親子(母と5歳の娘)を庇って肺へ刺されて血を取られるものの
白帝で治し敵の遠征艇を撤退させて、特級戦功を得ることになった
恵土「……」
戦闘が終わると
すぐ民間人の被害状況
死者0名、重傷22名、軽傷63名、行方不明者0人を確認
重傷者と軽傷者を全て治してから、死者のいる方を優先してボーダー本部基地へ向かった
ボーダーの死者6名、重傷4名、軽傷0名、行方不明者32人
それを聞いた直後辺りに本部に着き
すぐに死んだオペレーター6人を全て生き返らせ、重傷者3人を全て治した
行方不明者となったC級隊員の数(32人)と規模(各地バラバラ)を聞き…目を付けたものでないにしても…許せるはずも無く……
恵土「……」
最後の一人である重傷者、三雲修を見に来て
迅から何も無いということは死なないということだから、最後に回した
恵土「残りのトリオンを分け与えた
出血は止まったはずだ
済まない」
そう、背を向けて去っていった
トリオンがもう無くなり底をつきかけており、トリオン体ですら無くなっていた
恵土「すっ)」
怒りに震えるのを必死に抑え込み
両拳を頭上に掲げ、地面へ叩き付けて付近の家を倒壊させ、そこに潜んでいたラッドを踏み潰した
三雲修をB級に上げる為だけに、ラッド発見の手柄を従兄弟の遊真が自ら三雲修へ譲ったこと
蒼也は…
会いたくないと、三雲修を遊真と千佳ごと全力で避けまくる私の頭を
慰めるように優しく右手で撫でてくれた
嫌う理由を…知っていたから
昔に見た私の過去を通して
迅は…怒り任せに接することも出来たそれを飲み込んでいるのを見越してか、感謝までしてくれた
風刃の件も合わせて
きっと助けることも見越して…
すぐ死ぬかもしれない
だから彼だけ正隊員に?
死ななければいい?
他は死んで当然?
守る価値も無い?
自分達の為なら
他の人達がどんなに泣こうが苦しもうが構わない?
目にしたくもない、口もききたくもない、耳にしたくもない
元凶は…
