第102章 戦乱(せんらん)
鬼怒田「そんなこと百も承知
城戸「すっ)←手で制する
危険視する理由も分かる
私も知っている
この目で見てきた
だが…やらねばもっと死人が出る、行方不明者も出る
必要なことだ」
恵土「第一次ネイバー侵攻…
行方不明者の580人…まだ帰ってきてないよな?
私がニュースを見たのも報じられたのも、1日経った後だった
確かに死人は420人にまで抑えれたよ…
でもさ…1000人救った英雄だってどんなに騒がれてもさ……
帰ってきて欲しい人はもう居ないんだよっ(ぼろぼろ号泣)
どうしても…駄目なのか?
城戸「済まない」瞑目
恵土「…………(瞑目し俯く)
……わかった…
ベイルアウト機能を今から避難誘導の人達に当たる人へ付けるのも駄目なんだよな?」
城戸「ああ…金や都合上、どうしても出来ない
特定の個人だけ特別扱いというのは不可能だ」
恵土「三雲修にはしておいて言うのかよ…?」ぽつり
『…………………』
恵土「………
わかった…もう言わない(ふいっ)←背を向ける
城戸さん……
もしも…攫われたら…怨むぜ」
ドアを開ける直前、絞り出すように言葉を発する
城戸「………恵土」
恵土「?」背を向けたまま少し顔を上げる
城戸「三雲修の件だが…
お前の好きにしてくれていい」
『!!?』
林藤「城戸さんそれは
城戸「←手で制する
………殺すなり、トリガーを奪って記憶を消すなり好きにしろ
私がうまくやっておく
お前が見て、お前で決めてくれていい
第二次ネイバー侵攻の後で、好きなようにしろ」
恵土「……………
わかった
ありがとう…
騒がせたりして…ごめんっ」涙が頬を伝う
それ以降…
玉狛支部へは忙しさを理由に寄らずにいた
断固として…
対面した瞬間…どう行動するか、自分でもわかんないから
今年1月8日
入隊後も会うことすら、見ることすら拒んでいた
その為…他のC級隊員だけを見て、特段気になるものがいなかったので流した
長年いるC級隊員も含めて込みで……
遊真とは…会ったら確実に三雲修と会うので、会わずに避けた
今年1月20日
第二次ネイバー侵攻
恵土をモデルにしたラービットが来て、3人それぞれをモデルにしたラービットを仕掛けてきた
まるで…チームを組もうと夢見ていた…あの頃(約20年前)の夢を果たしたかのように——
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