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Unlimited【ダンまち】

第102章 戦乱(せんらん)





命に支障も無いことから白帝も渡されず、なんとかしようとした結果…
途方も無い力は何も叶えず、行き場のないそれが雨に変わり、雨粒に打たれ、目の前の状況に翻弄されるように、震え、咽び泣くしか出来なかった

林藤は地に伏して咽び泣く恵土の隣に座り

林藤『責任の取れねえバカなガキを勘違いさせたまんま暴走させた上の落ち度だ
悪いのはお前じゃねえよ
気が済むまで泣いたら…休め
な?』ぽんっ
頭の上に手を置いてから、周囲の警戒に移った

本来であれば雨も風も無いはず
それを覆すほどに…その力は大きかった
しかしそれでも……叶えられなかった

唯一生き返らせれるその人が生き返ることを…力も、全ても、拒んだから……その人のみ除いて——


結果的に…そういう決まりを破る馬鹿を増長させるとろくなことにならない、必ず星を自滅させると徹底されるきっかけとなった
戦乱の世だからこそ…『自国に混乱を齎すだけ齎し及ぼすだけ及ぼし、なんの責任も取らず追及されないことを望み暴走の限りを尽くす、善の皮を被った悪』の根を摘むことを、最優先されることとなった

自分の取ったことの不始末は、自分でしろ
自分のしたことの責任は、自分で取れ
誰に言われるまでのない当たり前のこと

それを…最悪の事態になるまで放置し、やるべきことやりたいことのみに専念し、責任を取ることや不始末をすることから逃げる為に人助けを挙げ、後回しにして履き違えたから…

だからこそ……深い悔恨となって、胸に刻まれた


数時間半後…
やっと雨はやんだ

恵土の涙も……

そしてミデンへ帰還した


ずっとずっと…誰も、何も言わなかった……



昨年12月中頃

三雲修がトリガーを使用した時
迅の取り計らいにより処分無しになった時…
ラッドの処分を全て済ませてから後で…恵土は本部へ、直談判しに行っていた

林藤「お、どうした
珍しいな」
ばあんっ!!
鬼怒田「おい、いきなり
!!!?」恵土の顔を見て青ざめ退く
恵土は入室するや否や、いきなり正面にある机を両手で叩き
凄まじい形相で城戸を正面から睨み据えながら叫んだ

恵土「例の決まりを破ったC級隊員…!
三雲修の件について話がある…!!
今すぐトリガーを取り上げて!!殺すか!!!やめさせて記憶消去するべきだ!!!!」睨視
いつもの様子とは全く異なり、怒声が喉笛を突き破っていた


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