第102章 戦乱(せんらん)
恵土「14歳…
9月頃には…女や赤子まで搭乗していた
自爆特攻する爆薬の中に、命とトリオンを爆弾の強化に使って…
捕虜が使われていた時はすんなりネイバーフッドも受け入れてくれて
私が11歳の頃に有吾達は結婚
12歳で出産
13歳になってから程なくして亡くなっていたらしい
14歳で…
有吾がいた国に来た時には…
遊真は2歳で…
その日その時に初めて会った
お母さんの死も…その時に教わった
9月13日
墓に手を合わさせてもらって
後々葬式を開くと言われて香典を渡す約束を取り付けた
どうしても渡したかったんだ
お互い大変で…余裕もなくって
噂は聞いていた、頑張ったな
って笑ってくれた
で…情報を渡してもらった
ネイバーフッドにおける
優先的に爆弾を使う国、爆弾の保有数、護衛の配置
それらをまとめて記してくれた紙の束が
再会したのは……
まともにやり取りしたのは…
結婚式(11歳)以来でのことだった
3年間分の祝いは
実はこっそり来て、夜中に祝われて、すぐ帰っていっていた
大丈夫なのか!!?って聞いたら、必ず大丈夫だと答えてくれていた
…………
そんな大変な時でも、必ず来てくれた
だから15歳の時、あんなに取り乱して荒れて大喧嘩したんだ
絶対!何かあったに違いないって……(俯く)←6482〜6487ページ参照
有吾『こっちのことは俺に任せろ!
地球のことは…お前に任せる』
恵土『わかった!任せろ!
絶対…必ず守る』真剣
そう…笑って、有吾から差し出された拳へ、拳を正面から重ねた
それからは…速かった
予め場所が漏れてると悟られて
その当時は駆け回って、只管ぶっ飛ばして回った
ネイバーフッド間を飛び回って……
一か月掛けて暴れ倒して…
優先的に使う国を倒して
そこにこれまで痛い目を見てきた国が寄ってたかって滅ぼしていた
それを発明した国は…滅んだ
製作方法も全部燃やして
確実に…同じ悲劇が起こらないように…(遠い目)
ただ…それだけ(俯く)
そう言えば
紫の斑点が出て全身に広がった時は死ぬかと思ったな
林藤「あれ病原菌だったよな
治療薬をただで渡された
ってんで使おうとしたら敵だったってオチもな
わざわざ子供まで使って」
『うんうん』←忍田と恵土が頷く
恵土「いろんなことがいっぱいあったなあ」しみじみ呟く←ジョッキの水面を見つめる
