第102章 戦乱(せんらん)
恵土「っ…ぅっ」ぼろぼろ
目を見開き、滂沱の涙が出てきては止まらなかった
城戸「………
お前は…大事な子(娘)だ(すっ)←正面に立ち背に腕を回す
道具なんかじゃない、ましてや生贄なんかではない!」ぎゅうっ←顔も見ず抱き締める
恵土「!!」瞠目
城戸「お前が誰かを救うのなら…
私は…お前を救いたい
死なせたくないんだ
だから……無茶をするな」ぎゅううっ←抱き締める力を強める
恵土「っ
ひっ
わあああああああああああああああああ!!」ぼろぼろ号泣
抱き返す余裕も無く、咽び泣くしか出来なかった
夜の中…
ようやっと目を覚ました幼子は…やっと前を向けるようになった
現在
『きどさああああああああん!!!』大号泣
城戸「…………////」ふいっ←顔逸らし
林藤「照れてます?」にやっ
城戸「うるさい」瞑目
忍田&恵土『ふふふっ^^』
もうほんまの父親やん
アメとムチで役割違うだけで本物の
泣くわこんなん
あかんもう無理
わあああああああああああ!!
口々に叫び出す周囲に当人達は笑うばかりだった
静かな部屋の中で慟哭だけが木霊した
泣き疲れて眠りにつく恵土を見て…頬を優しく撫でた
城戸「寝顔は変わらんな…
ふっ(跡にならなければいいが…」なで&微笑
最上「…終わったか?」
城戸「…ああ
説明はな」
最上「やっぱり…そう思っていたか」
城戸「わかっていたのか?」
最上「こくり)でも…止まれなかった
下手に否定すればこじれてしまう
そうなれば守ることはおろか、近付くことさえさせてもらえないだろ?」
城戸「全くお前は…(苦笑)
ずっと泣きそうな目をしてる子が…
血液恐怖症を発症してから、私たちと過ごすようになってからは…よく笑っていたのにな」苦しそうに恵土を見て笑う
最上「ああ…
また……苦しそうな目になっている」
城戸「…………」
最上「……………」
城戸「白帝は私が管理する
それでいいか?」
最上「勿論
任せた…城戸さんなら間違いない」微笑
城戸「ふん…
命の関わる怪我でしか渡さないからな今後は、絶対に」
最上「お手柔らかに^^」ははっ
談笑する声を最後に…
部屋には恵土の寝息のみが響くようになった
そして…
ネイバーフッド戦乱に参加する時
ゲートを潜る前に恵土は白帝を城戸へ預け
地球では基本的には緊急時に備えて持ち歩くことになっていた
