第102章 戦乱(せんらん)
兵器を中心に攻め出し、国力は削がずに兵器だけを無くし、瞬く間に駆け抜け、争い合う力を奪いました
兵器を奪った後…死んだ人、傷付いた人達を癒やし、蘇らせました
自らの…差し出した対価と引き換えに……
そして……感謝した国は、彼女の願いを叶えようとしましたが
頑なに全て受け取らず…同じ人を出さないで欲しいとだけ願いました
そして…去っていきました
私たちの笑顔を、未来を願って……
そんな彼女に…私たちは、名を送りました
『赤』き血しか残らぬ戦場を嫌がり、『影』から働き掛け、時には正面に立ち、私たちが傷付くことを無くし、願ってくれた
彼女の国の言葉から取って…
『赤影(せきえい)』と——
ほんの僅か、9歳の少女が
14歳まで必死に動いてくれた…
だからこそ終わった…そんな献身を称えて——
忘れないように——願って」
恵土「そんな風に思ってくれてたのか…知らなかったな(嬉しそうに笑う)
城戸さんが…
爆発を無力化して地球の上空、空中から落ちてくる私を助けてくれた
8月にネイバーフッドに行く前に確認してくれた
だからかな…って思った(微笑)
13歳になる数か月前
その頃から…そんな惨状が続いていて…
なんとかして止めようとして、爆弾を優先的に狙って潰して回っていた
視力がぐんっと落ち出したのも…
その無力化の為
便利だなぐらいの感覚で使ってた白帝のデメリットを、初めて知った時だった
で…城戸さんから、白帝を使うことを禁じられた
どうしても必要な時以外は使っちゃいけません!って
だから命に関わらない傷は自力で治せって
で…サイドエフェクトの痛覚予知のせいで痛みが倍だから…^^;
そのお蔭で、傷を負わないように、負わさないようにって立ち回りを優先して身に付けようとすることができた
心臓バックンバックンだったけどね^^
一つ読み間違えば、千でも万でも死んじゃうんだもの
必死だったよ…
本当に………さ
サイドエフェクトの関係上…痛みは倍(くしゃり苦笑)
傷の治療の痛みで、悲鳴をあげて暴れてたら
悲鳴をあげたらもうネイバーフッドへは連れて行かないぞ
って城戸さんから言われて
泣いた泣いた^^
ぎゅっと閉じた唇を震わせながら…
涙目になりながら押し黙ってさ…
ほんと……生き残れたのが不思議なぐらい、大変だった」遠い目
