第101章 昔話(むかしばなし)
斬撃を仕込む前に仕留めようと懐に飛び込もうとされるも
左手で背後から上に投げると同時に、足元の床へ斬撃を一本設置
天羽が発動する直前に、右足で右肘を踏んで押さえながら踏み付け、上へ小さく伸びて風刃の柄を掴んだ瞬間、斬撃が無数に天羽のみへ展開し斬り刻む
天羽『うおおおおおおおお!!』変形
恵土『来たな!』にや
僅かに後ろに飛び
瞬く間に数回左右に振って斬撃設置
大口を開けた怪獣のような見た目になり
飛んでくる無数の砲撃に、不敵に微笑み
足元の斬撃で防ぎつつ、一点突破で斬撃を集中砲火させ的確に急所を貫き解除させる
恵土『鉄のブラックトリガーは、私も使えるんだ
弱点なら死ぬほど知ってる
隙が無くなるまで付き合ってもらうぜ
いいよな?』微笑
天羽『………………
(伝説と言われる所以はこれか…)
(すくっ)
来い!!』微笑
恵土『お前が来る側だろ?^^』くす、左肩に風刃の峰を乗せる
笑みも浮かべず、淡々と処理するように…
天羽によるクレーター級の爆破を自身の周囲からの斬撃で無力化して捌きつつ
同時に天羽へ向けて何度も無数の斬撃を無慈悲に加えトリオン体を解除させ
更には仮想空間であることもあり更に休み無く追撃するというトンデモ修行
スパルタなんて目じゃない、比にもならない、息付く間も休む間も与えてもらえない状態が続き…
最終的に3時間半で天羽が音を上げ、ずっとずっと跪いて俯き動かず震え続け、トリガーも持てない状態になったので、修行が中断されました
天羽「うごか…ない
はあっはあっ…!!」震え息切れ←集中力も切れた
恵土「お疲れ様!
免許皆伝だ!^^
完璧な立ち回りだったぞ!」←トリガーを解除する
天羽「…………おわった、のか?
(いやだ!ぜったいにいやだ!!」ぎゅうっ!!←震えながら拳を握り締め必死に立ち上がろうとする
林藤『大丈夫か?;←天羽へ駆け寄り背に手を当てる
おいやり過ぎだ!!震えてんじゃねえか!!』恵土へ怒鳴る
恵土「ああ、悪い
でも全力でやれって言うから
『限度があるわ!!!💢』
天羽「……………………←息切れで話せない
また……………
また……してもらえますか?」震えながらも辛うじて顔を上げる
恵土「ん?
ああ!(微笑)
ノーマルトリガーでいいんならな!^^」
全く息切れ一つせず笑い掛けてくるそれに…天羽は笑った
