第101章 昔話(むかしばなし)
恵土「なんで二宮隊なんだ!!?
処罰を受けるべきは私だろ!!?
ここまで頑張ってきたのにあんまりだろう!!?
やっとここまで来たんだぞ!!
強さに変えて頑張ってきたんだ!!
一つになって遠征部隊に選ばれるぐらい!候補に立つぐらい強くなったんだぞ!!?
なのになんで!!!?」涙目
城戸「だからだ」
恵土「なん…で……
あいつの責任だって言うなら…
私にだって責任はある!!
失踪する前の日の晩に会ってたのは私だ!!
あいつ…震えてた!5分間ずっとなんにも言わねえで!
私は体調もそんなに良くなかったし!だからこっちから切り上げて…!!
あいつの方に責任があるって罰するんなら
私にも罰しろよ!!!」
城戸「……」
上層部『……』
恵土「二宮隊の処罰をやめてくれ!(ずさあっ!)←跪き床に手を付ける
白帝もトリガーも全部要らない!!
ボーダーを追い出してくれたっていい!!
1週間…一生無給でいいから!!!
頼む——お願いだ!!!!!」土下座、泣きながら懇願する
城戸「無理だ」
恵土「…へ」顔を上げる
城戸「お前を罰する旨味が無い
理由も無い」
恵土「うま…み?
なん、だよ…それ……
いみ…わかんねえよ」ぼろぼろ
正座したまま魂が抜けたように動かず
涙が双眸から零れ落ちてゆく
城戸「…………
白帝はお前にしか使えない
取り上げても持て余すだけだ
特別育成部長としての任を解くことは無い
これまで育て上げてきた人材と功績を見ても、辞めさせることでいい面は一つも無い
処罰で辞めさせるのも違う
お前が辞めれば誰が後進を育てる?
減給も、鳩原隊員との会話内容を見るに処罰の対象にならない
既に見ている
その面も含めての処罰無しだ」
恵土「はっ!!)隠し…カメラ?」
城戸「……そういうことだ
二宮隊のみの罰とする
そう気に病むな」
恵土「違う!!←頭を振る
城戸「連帯責任と監督責任で
恵土「違う!!!←頭を振る
林藤「おい」手を伸ばす
恵土「違うよ!!!!←頭を振る
立場が違うだろう!!!!
アイツラに責任があるってんなら
私にだって監督責任がある!!
私は…!!(ぎゅうっ!)←両拳を床ごと握る
私は!!!(ぽとっ震え)
特別育成部長だ!!!!(瞑目震え)←涙がぼとぼと零れ落ちる
城戸「お前のせいではない」
初めて名乗った役職ごと一刀両断された
