• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第101章 昔話(むかしばなし)





通知
組織に関する重要規律違反により鳩原隊員を懲戒解雇処分とする。
二宮隊にB級への降格処分と2期の昇格停止処分を科す。


恵土はそれを見た瞬間、狼狽し全身の血の気が引いた

重要規律違反とは…
一般人へのトリガー横流しと近界への失踪
を意味する


つまり……鳩原が…抜けた?


だっ!
それを見た瞬間

恵土は走り出していた


恵土(なあ…鳩原……っ(じわっ)

私の発言が…お前を思い詰めさせちまったのかな……?)涙が頬を伝う

他の隊員に見られるのも構わず、ある場所へ向けて


バハムート『白帝を使えば命を削る
もう使うな』

その言葉を脳裏に思い出しながら
それでも…走った、屋上へ向けて

ばあん!!
重々しい金属の扉が乱暴に開く音、息が荒れる音のみが響く


そして……

恵土「ごめん…
悪いけれど……

すうーはあー……
白帝——起動!!」

次の瞬間、望んだ通り…
実在化させている魂達のみが視界に拡がった

鳩原を探すも…地球上には無かった


恵土『地球には…いない

なら…行き先は…
ネイバーフッド?(瞠目)

トリガーオフ』
その次の瞬間…
途方も無い激痛が脳を、頭を襲った

脳を内からズタズタに引き裂かれ、頭蓋骨を全方位から叩き割られるような感覚

ぶちっ!
何かが破れる音と共に、それは凄惨さを増し
頭を抑え、断末魔を上げるよりも早く…意識を手放していた


気付けば屋上でうつ伏せに倒れていた

恵土(魂の膜が破れたか…
白の国の人達…迷惑掛けちまったな、くそ!

……ごめんっ)じわっ!涙目
来たのは15時半だったのに、携帯を開くと20時半を回っていた

辺り一帯は真っ暗で、空には星空が拡がっていた

また恵土は走り出した


城戸司令も上層部もいる部屋に

こんこんこん
城戸「入りなさい」

聞き慣れた声に促されるように、部屋へ入った


林藤「よう!どうした?こんな遅くに」

恵土「二宮隊の処罰について聞きたい!!←机の杖に手を置く
なんで私には処罰が無いんだ!!?」涙目
城戸「必要ないからだ」
恵土「そんなことあるか!!
現場監督みたいなもんだろ?(ぽとっ)
特別育成部長なんだろっ?(ぽとぽとっ)

監督責任や連帯責任って言うんなら!!
私にだってあるだろうが!!!
城戸「鳩原隊員が決めたことだ
お前には責任の一端もない」


/ 6624ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp