第101章 昔話(むかしばなし)
武富「えー…
チームの地力を鍛えるコツは?
恵土「それも自分で考えろ
それぞれと話し合って、培ってゆくんだ
人が変わる度に私に聞きに行かなければならなくなる
誰かに頼らなければ出来なくなる…
誰かもいない戦場であれば…死ぬぞ」腕組み真剣
武富「おっしゃる通りで!!^^;」たじっ!←気圧されている
犬飼「圧が強すぎるんですけれど^^;」たじっ!←同様
恵土「すまん、昔の頃はこんなんだったもんで」片手合掌
『マジすか;』
武富「では!戦場を生き抜いた歴戦の伝説の猛者恵土先輩からは以上です!
以上でB級ランク戦夜の部を締めます!
恵土先輩、明日はA級ランク戦の解説をお願いします!!」
恵土「ああ、よろしくな」
ランク戦会場にはA級全員が集まっていました
B級も防衛任務を除いてほとんど全員が集まり、C級はほぼ全ていました
それは全員、模擬戦を持ち掛けた人のみ10本勝負で完膚なきまでに叩きのめしました
恵土「案外強かったぞ♪」にや
それが…20周年記念本が売られる前のことでした
そして香取はその解説を受けて
恵土から模擬戦を付けてもらい、鍛え上げてもらっていた
向かってきた所を何もせずに受け止めるように見せ掛け
香取の突進を更に加速させ、スコーピオンで左足からモールクローで背後の地中からぶっ刺す
右手を壁に触れてモールクローに見せ掛け、左手の居合で真っ二つにする
見え…ない!と香取は崩れ落ちるしかなかった
どうすればそんなに強くなれるのよ!という香取の悲鳴のような叫びに
恵土は答えをぶつけた
恵土『きっとなんでも出来るから
何が出来ないか分からないと思う
己を知らなければ、己の力を十全に発揮することは出来ない
まずは自分を知り向き合うことから始めた方がいいと思う
色んな経験を通して』
香取『けい…けん?』
恵土『己を知るには…経験を積まなければわからない
触れなければ、得られないこともある
ただ口頭で伝えることも出来る
戦場では…それが…戦力眼が磨かれなければ、死んでいたから』
香取『戦…、場?』
恵土『……^^
村も、家も、家族も…
私以外はみんな、殺されて、死んだんだ
村も全部跡形もなく壊された
ネイバーフッド全体での、戦争中だった頃だ
互いに互いを殺すことだけを考えていた時代だ
7歳の時だった』
香取『7…さ!?』瞠目
