第101章 昔話(むかしばなし)
だから……
試作トリガーの試用の時…
恵土「やー!!^^♪」左拳振り上げる
林藤「やー!じゃねえええ!!・・;」
全員ボッコンボッコン死屍累々の中で、その上に立つ恵土に
林藤さんがいつものようにツッコんでいて
ぷふっ^^←吹き出す
あの時は安心したなぁ…^^(けらけら)
もうすっかりいつも通りで…
最上さんを貰ってから
ちゃんと飲んで、食べて、寝るようになって…
ほら、責任感強いから^^
本当に…良かったって…思ったよ(涙目)
だからさ…その……
あれは不可抗力の事故だから許して?;
二人共全身真っ黒にするのやめて、落ち着いて
太刀川&風間『断る・・』眼光のみ光る
腕組みしたまま仁王立ちし睨視していた
自慢の娘が、何度壊されそうになっても――ちゃんと人を愛して、守って、また笑えるようになったことを
いつも楽しいことの中心にいて、騒動を起こして…
進が入ってから、それができるようになって
アニメの再現なんて馬鹿なことに邁進したり
そういう楽しいゲーム式の鍛え方をしたりして…
毎日楽しかった
恵土「最上さん…
私、やりたいこと見つけた!
楽しいこと!いっぱい!!^^」
最上「そうか…(ふっ)
大事にな?^^」なでなで
恵土「うん!^^」大きく頷く
最近
ボーダー本部基地屋上
恵土「今も…大事に、出来てるのかな……」悲しそうに目を細め微笑する
すっ…
何かが
誰かの手が、肩に触れる感覚がする
恵土「うん…わかってるよ……
^^
大丈夫…(微笑)
ありがとう(目を瞑る)
最上さん」暗転した視界に最上さんの笑顔が浮かぶ
14歳の時…
守りたいと奮起して頑張れたのも
16歳から馬鹿騒ぎして
毎日楽しい!と騒げて
最上さんにああ言えたのも…
とっても大きいことだった
初めての喧嘩友達も…
最高の時間を共に過ごしてきた、作れるまで支えてくれた最も大好きで大事な恩人も…
そんな時間を与えてくれた進を——
同時に全部喪ったから……
梅咲鉄弥のブラックトリガーは、その師である城戸さんに預けたままでした
あの撮影騒動(動画作成)の時…
最上さんにとっては、呆れるより先に嬉しかった
「やりたいことを探せ」と言い聞かせた娘が
ちゃんと見つけて、ちゃんと誰かと分け合えているから
幸せという道を…未来へ向けて